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京言葉(2):ああ、これも京言葉

頭の中を空にしてぼ〜っとしていると、「あっ、そうか。やっぱりそうだよね」という情報がどこからか降りてくる、、というか、あれとこれが繋がる。

ミュージカル『レ・ミゼラブル』で酒場のシーンがあって、強欲な木賃宿兼パブを経営している夫婦が出てくる。フォンティーンの子供コゼットの里親になっている、あの二人だ。ロンドンやシドニーの街を歩いてパブを通り過ぎると、店の上はホテルになっていることが定番。ああ、そうか。あの強欲カップルは、フランスのこういうパブの経営者だったんだな。高級ホテルでも今も、入り口近くに受付があり奥に、レストランやパブを用意しているのも、歴史的にこういうふうに成長してきた名残なんだな、、と。ふと納得。

もっと下世話なことにも気づく。
おなら、、、という言葉。ふと、これは私の出身地京言葉に違いないとふと確信めいた気持ちになった。おとうふ、おまめさん、おあげさん。なんでも、おをつける京言葉。きっと宮中言葉から来ているに違いない。

おプラスならす、、、とか、おプラスならしちゃった、、、とか、そういうやつだろうと、ふと思う。「ほんまかいな」と思ってぐぐってみたら、室町時代の女官たちの言葉だったという。「やっぱりな、、、しらんけど」

今日は、1日中雨が降っているシドニー、オーストラリア。晴れ女には辛い。カリフォルニアだったらもう、これから11月まで雨が降らないのに。

つまらないから、ぼーっとする。ぼーっとすると、頭に隙間ができてふっとなんか「あれ」と「これ」が結びついて入ってくる。

とりあえず、もうちょっとぼーっとしとくから、もうちょっと、高尚な情報いれてもらえませんかね。

4次元の世界は、こういうふうになっているとか、そういうやつで良いので。