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クルガネラへの長距離バスで一人、涙‼⑭

大都会コロンボにサヨナラし、
今日はクルガネラへ向かう。

チェックインカウンターの床
でスヤスヤ寝てる、受けつけ
スタッフを起こさない様に、
お礼の手紙に忍ばせたチップ
と鍵を受け付けに置いた。

6時過ぎに明るくなった街を
歩いて、コロンボ最大のバス
停に向かう。

ギリギリまで列車かバスか、
交通手段を迷ったが、バスが
面白そう。

コロンボからクルガネラ迄は
84㎞で3:30かかり、片道364
スリランカルピー(=177円)は
安過ぎる。

シニアのおじさんドライバー
は、とても安全運転だけど、
長距離を早く到着したいのか
かなり煽るし、強気の運転。

クルネガラ行きのバス

大爆音の音楽はなかったので、
眠れそうだと思ったが山道の
カーブと煽る際のフォーンで
睡眠どころじゃなかった。

先頭に座れたので、おじさんの
素晴らしい運転技術を堪能した。

途中でDAVIDからメールがあり、
読んだら「いつも一緒にいる
のが当たり前になってた。」

「でもKEIKOがいつもいるのは、
当前じゃないのに氣がついた。
帰国したらもっと良い自分に
なる。」

涙が出る

私はそれをバスの中で読んだら、
DAVIDはすでに素晴らしいLOVE
に溢れた人なのに、私の留守に
マイ反省会をしちゃってるのが
ビックリした。

DAVIDが一人自宅で寂しく感じ
てるだろうと想像したら、私の
ワガママなスリランカへの一人
旅を許してくれた彼の、深~い
優しさ&LOVEを感じ、バス内で
ホロホロと泣けてきた。

バスの運転手をサポートする、
もう一人のスタッフは、乗客を
乗せたり降ろしたり、お金を
バス内で集金する係で車内を
歩き回る。

スリランカのフルーツ露店

そのお兄ちゃんが私の泣く姿
をチラ見して、ギョッとしてた
が何も言わず、集金作業が終わ
ると空いてる私の席の横に、
そっと座ってくれた。

言葉はないが、そのお兄ちゃん
の何気ない優しさにまた泣ける。

朝食用に買っておいた、プチ
おみかんを食べ、ビタミンCを
補給して、涙をマイハンカチで
拭ったら、気持ちがかなり
スッキリした。

感情を押し殺して泣けなかった
20代の自分からすると、結婚し
DAVIDと毎日で感情表現が素直
にできる様になり、更年期で
涙もろくなった、自分に驚く…。

サンフランシスコの旅(2019年)

幼少期からいつの間にか、感情
を表現するのを諦め、ココロを
押し殺して生きてき過ぎて、
大学卒業時、遂にメンタル崩壊
を経験したのだ。

DAVIDと結婚してから、彼の深い
LOVEと純粋な愛情表現をする
暮らしを通して、私にもやっと
人間らしい感情がちゃんと蘇り、
様々な感情のDETOXが、今ココ
スリランカに来てからますます
加速している。

残りの道は、おじちゃんの強気で
パワフルな、バスの運転を笑顔で
楽しんだ。

クルネガラの巨大仏像

クルネガラは昔、スリランカの古代
王朝もあった都市で仏教の寺院が
多く、湖もあり面白そうな街!

⑮に続く…

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