姉の義家族とプチ記者会見?‼㉚

正月に遊びに来た姉と姉の夫とは、
5年前の帰省の時、初めて一緒に
長野温泉旅をした仲。

彼らの結婚式には、DAVIDと私は
参加できなかったので、その時の
温泉旅でお互いを知る時間を作った。

松本の温泉宿

でもそれ以降、姉とはメッセージを
オンラインでやり取りする程度で、
姉の夫とは数年前に一度だけ、
ZOOMで正月の挨拶をしただけで、
実際会うのは久しぶり…。

父と母と一緒の時、実家で過ごす
お正月のお鍋食事会では、姉の夫が
私達の両親に氣を遣って、お気楽に
ゆっくり過ごせないと思った。

だからDAVIDと私と、姉と姉の夫で
お正月休み中に、Wデートを約束して
色々プランを姉が作ってくれた。

まだDAVIDも私も一度も会った事の
ない姑(姉の夫の母)に、挨拶しに
姉の夫が一緒に暮らすお宅に行く
予定も組み込んでもらった。

蕎麦処「きしがみ」

まずは姉の幼馴染みが、家族経営
する素敵なお蕎麦屋さんでランチし、
姉の夫のドライブで島田方面へと
ノンビリ向かう。

その前夜、姉から急に「夫の兄夫婦と
妹夫婦もせっかくなので、DAVIDと
佳子に挨拶したい」とメッセージを
貰ってビックリ！

「聞いてないよぉ…」と思ったが、
そちらのご家族の気持ちも十分、
分かるので仕方ないと諦めた。

初対面の人には、とても氣を遣う
DAVIDなので、当日までコレは
内緒にしておき、普通に姉夫婦との
デート＆ドライブをまず楽しんだ。

昔の街並みを歩いたり、明治時代の
古いトンネルを歩いたり、宿場町を
見て回ったり、島田でここ数年有名
になってる「巨大干支」を見に行き、
皆で仲良く、記念撮影！

巨大干支

姉夫婦と姑が暮らす家に到着すると、
姉の夫の兄夫婦とその一人息子、
妹夫婦が既にスタンバイしていた。

こたつを囲んで、姉夫婦と姑、その
家族がDAVIDと私を囲んで座り、
初対面で何をどう話してイイか、
お互いに様子を見ながら、笑顔で
姉の煎れたお茶を飲んだ…。

姉の夫も姉も、口数が多い方では
ないのでニコニコ笑ってこちらを
見てるだけ…。

こたつ

まるで記者会見みたいで、姉の夫の
兄が「二人の出逢いは?」と一発目の
質問を切り出してくれた。

アリゾナから帰省した、アメリカ人
のDAVIDと私の夫婦が珍しいらしく、
その後は次々に質問攻めにあった。

DAVIDは見知らぬ人との会話には、
とても慣れていて場の雰囲気を
作るのが得意なので私は、DAVIDに
お任せしてニコニコしてた。

姉夫婦と、次に行きたい島田の
お茶ミュージアム「お茶の郷」へ
行く予定がまだ残ってるので、
玄関先で皆さんと記念撮影をし、
ご挨拶をしてから別れた。

姉夫婦の家族と記念写真

お茶の郷は面白いミュージアムで、
茶室やらお茶の文化、様々なお茶の
種類やお茶の作られ方、歴史など
見所タップリで、DAVIDはとても
興味深く過ごしていた。

帰りに最寄りの島田駅まで、姉夫婦に
送ってもらい、改札でハグした後の
別れ際、「次は何年後に会えるか
分からない…」と思うと、ちょっと
胸が切なくなりキュンッとした。

夫とその母(姑)と住む、今の姉の3人
暮らしの結婚生活は、色々と気遣いが
多い毎日だろうが、姉は姉なりに
何とか頑張っている。

結婚6年目になった姉夫婦が、一緒に
過ごす仲良しな様子を、DAVIDと私は
感じられたのがとても嬉しかった。

島田・お茶の郷ミュージアム

初めて会った姉の義家族との時間は、
DAVIDにとっては「全然聞いてない!」
記者会見で大変だったはず…。

でも、DAVIDはとても上手に話して
くれ、皆が和んで笑いながら過ごせ
たので、初めての対面にしては、
イイ時をシェア出来たと感じた。

結婚しても、それぞれの暮らし方・
幸せや価値観は皆、違う…。

どこにいても姉夫婦や家族の幸せを
願う気持ちは、万国共通なのだ。

㉛に続く…

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