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スターダスト・レビューファン歴15年の49歳が初めて藤井フミヤさんのコンサートに行った話

はい、タイトルの通りの話です。

【きっかけ】
チェッカーズの頃からずーーーっとファンの、とある方(以下「とある方」)がいらっしゃいまして。
その方は、藤井フミヤさんがご出演なさるライブは勿論、イベントにも積極的に参加される方で。
私はスターダスト・レビュー単独のライブではなく出演イベントにはあまり参加出来ないのですが、スターダスト・レビューと藤井フミヤさんがご一緒のイベントもあるわけです。

そしてある日その方に
「スターダスト・レビューのライブ(というか根本さんが?w)、面白いよね」
と言われ。
「ライブをみてみたい」
と。
「いつかご一緒しましょう」という事になり、SDDには参加していました。

そして2023年の事。
「次の(藤井さんの)ライブ、行くで」

ぇっ逆に!いきなり!決定事項ですかwww

まずは今年の4月、その方を含め三名でついにスターダスト・レビューのライブに参加。
からのこの度、同じ三名で。

私、49歳にして初めて藤井フミヤさんのコンサートに行く事になりました。

(なおお互いにチケットを購入して差額を精算するというスタイルw)

【準備】
藤井フミヤさんのライブ、どんな格好で行ったらいいんや…?
素敵なブラウスとか薄手のふわっとしたスカートとか
スカーフとか(イメージ)
ひとっつも持ってないぞ…?

もう、ここはひとつ
あの手(どの手や)でいこう

「困った時のツアーTシャツ」!

とある方に注文をお願いしました
それと以前から話に聞いていた(いや使用済の現物もみたw)サイリウムを。
参加するからには全力で楽しみたいではないですか。

久しぶりに引っ張り出したスカートを着て
玄関のドアを開け…
…引き返して
少しヒールがある靴にしようか
(私なりの精一杯w)

いざーーーーーーっ!!!

【第一FF民】
私はスポーツ観戦やイベントに行く時、家を出てから最初に「ユニフォーム・Tシャツなどを着ている人」「グッズを着けている人」を見つけるとその方を
「第一○○民」と呼んでいます。((C)ダーツの旅)

先行グッズ販売に参加する為、
13時に待ち合わせをしていたのですが
ロームシアターに着いてすぐ

第一FF民がいっぱいおる・・・!

ツアT着用率の高さに驚きです。

今回、「このツアーのTシャツ」としては1種類なんですね。
ものすごい、結束感というかなんというか、良いなと思いました。

【客入れBGM】
世代だからでしょうか?
入ってまず聴いたのが「ススーディオ♪」!わー!
わたし初めて買ったCDアルバムがフィル・コリンズだったんですよね。
その後に流れる曲もずっと刺さりまくりでした。

客入れBGMで気分が高まる、ってあると思うんですけど、後になって思ったのはこのツアーは40年を振り返るものになっているのでBGMも、その世代の方々それぞれの「あの頃」に響くような選曲になっていたのではと。
まさに「歌はタイムマシン」…!(※後述の録画を観て追記)

【緊張マシマシ】
私の前の列、がっつり丸々空席だなー、まだおみえにならないのかなー、と思っていたら・・・
なにやら雰囲気のある団体様がご着席。
そして少し遅れて
うわあああああああの人ーーーーーー!!!
奥様きれえぇええええええーーーーーー!!!
ライブ前で緊張してえづきそうな(失礼)喉に更に指を突っ込まれたような(もっとええ例えなかったんか)

【開演】

うわああぁあああぁあああーーーーーーひぃいいいーーーーーーきゃあぁああああーーーーーー!!!

なんですかこれは・・・!!!

49歳、心をぶち抜かれました

語彙力喪失です
この曲、この照明、そこに立つ藤井さん
その景色がもうとにかく素晴らしかった
今日のこのオープニングは一生忘れないと思いました

【スター】
怒涛のようにたたみかけるあの時あの時代の曲
オープニングパートはずっと泣いていました

にしてもやで

なんなんこの人カッコ良すぎるやろwww

もう笑ってしまうほどに

黄色い声援を浴びて
数々のヒット曲を
歌い、踊る

ああ

こういう人の事を

        ス  タ  ー

と呼ぶのだと思いました

【セトリ】
40周年ツアーという事で
初めての私にもやさしいセトリ
藤井フミヤさんの歴史を辿るような
ここにいらっしゃる、ずっとずっと共に歩んできた皆さんには
たまらないものだっただろうと思いました
私ですら、その時代、その時を思うのですから
ああ、あの時藤井さんはこうだったな、とか
あのライブ行ったなぁ、どんなだったなぁ、とか
そういう事を皆さんそれぞれが思っているのだろうなと

ラストパートのあの曲はもう最後の号泣ですよ
あの振り付けーーーーーー!!!
圧巻の景色を
ずっと眺めてしまいました

【HEAD-CHARA】
しかし凄くないですか。
丸腰(予習せず、ネタバレセトリ見ず、録画しているBSの番組も見ず(ツアーのネタバレがあるときいていたので))で飛び込んで
これだけ知っている曲ばかり、歌詞も分かるって。
あらためて藤井フミヤさんという方はどんな時代も(グループ、ソロ、ユニット)第一線で走り続けてきた(続けている)方なんだなぁと。

それでも、それでもやっぱり勉強不足&お恥ずかしながら
存じない曲もあるわけです。
いやそれでも完全に存じなかったのはたしかたったの2、3曲って凄いですよ。

でも!

知らない曲があってもへっちゃらです!

なぜなら!

我々スタレビ民には魔法の言葉があるからです!

それはスターダスト・レビューのリーダー、ヴォーカル根本要(ねもと・かなめ)さんが常々仰り
現在開催中のツアーに至っては
序盤でお客さん全員で唱和します


せーのっ!



『知らない曲は 新曲だと思え』



【スタレビ民の私がみた藤井さん】
~違っていたところ~
・スターダスト・レビューのリーダー、根本要さんが常々
「僕らにはヒット曲なんてものは無いけれども」
と仰るのですが(私は決してそんな事はないと思うのですが)、
「これがヒット曲のある人のライブかぁ~…」
と思いました

・以前、スタレビライブにゲスト出演された別の歌手の方が歌った時に
「これが『ヴォーカリスト』の歌い方だよね」
「僕なんかは歌っている時の振る舞いが分からない」
なんて事を仰っていましたが
藤井さんは単純にヴォーカリスト、というわけではないですが
「こういう事だよなぁ~…」
と思いました
藤井さんがめっちゃ踊らはる事にとにかく驚きました
その所作も美しい。踊っている時もそうでない時も。
マイクをクルっと回すのもいとも自然に。

ちなみに根本さんはご自分で「(木蘭の涙とか)ウロウロしてるだけ」みたいなことを仰っていた事がありますw


・4月のスタレビライブ開演前、とある方に聞かれました
「(始まって)登場したらどんな感じ?声援黄色い?」


「黄色…くはないですかねぇ…?」


と自分で言って自分で笑ってしまったのですがw
藤井さんに対する声援は
明らかに真っ黄色でした!
合間、合間に隙間無く飛ぶ黄色い声援!
スタレビのライブにはそういうのは無いのですごく新鮮でした(スタレビには「アイドル経験」が無いしネ!)。
それでいて凄いのはなんというか黄色くて隙間無いのに「節度のある歓声」
隙間なく飛ぶんだけどMCの邪魔をしない、心地の良い質量というか
打ち合わせもしていないのに(当たり前だw)何気に凄い事です

・その4月のスタレビライブ終演後
「22曲で3時間半て、フミヤ君のライブ、ほとんど曲数同じでだいたい2時間半やで、アンコール入れて(笑)」
「1時間どこいったwww」 
と爆笑していたのですが

これが普通のライブなのか・・・!  (←?)

ってなりましたw



~同じだな、と思ったところ~
・力のあるアーティストのステージには
何も要らないのだなと
セットは特に無し、照明のみ
しかし藤井さんのステージの照明の美しさよ・・・!
私は照明を堪能出来る2階席がわりと好きなのですが、本当に素晴らしく見とれてしまったりしました

・バラード曲では、曲が終わり、完全に音が消えてから拍手が起こる
これが心地良いし素晴らしいと思うのです

・やっぱりMCでは年齢ネタになるんですねw

・ファンの皆さん、会場内でも会場周辺でも落ち着いていらして
長い年月で築き上げられたものだなぁ、素晴らしいなぁと
開演前の私のポストには驚く数のイイネが
皆さんおやさしい・・・!
(あ、数が多いのは「違うところ」だ(ボソッ))



誘って下さった事に感謝感謝感謝
人生どんなご縁があるか分からないものですね
だからずっと生きていなければならない
こんな日の度にそう思う私です

有り難うございました。

#藤井フミヤ
#40thAnniversaryTour
#ロームシアター京都

(2024.5.24追記)




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