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【いだろぐ768】「根源探求」一個上のステージから見る。

本業では、会社のKPIを可視化するプロジェクトに携わっており、様々なプラットフォームとのAPI連携部分を担当しています。

設計から開発を進めていく中で、次から次へと新たな課題が浮上します。

一つの課題を深掘りするごとに新たな問題が現れ、探求を重ねるうちに「データ源が存在しない」や「このKPIは本当に必要なのか?」といった根本的な問いまで議論が及ぶこともあります。

初めに気づいた課題は明白でしたが、さらに深く探っていくことで、以前は認識していなかった問題が明らかになることがあります。

大きな課題に直面すると心が折れそうになることもありますが、この段階で見つかったことを幸運。

見つけられなければ、後戻りのできない状況で問題に直面することになっていたかもしれません。

早期に未知の問題を発見できたことは、前向きに捉えるべきだと感じています。

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「無知の無知」という言葉があります。

日常生活で遭遇する真の問題は、実は私たちが気づいていないものかもしれません。

表面化した問題に対して具体的な対応を行うことは重要ですが、本質的な課題はより深いところに存在する可能性があります。

私たちはバイアスを持ち、思考にクセがありますから、自分が認識している問題はほんの一部に過ぎない。

その背後に隠れている深い課題に気づくことは容易ではありません。

単に取り組みを進めるだけではなく、「なぜそれを行うのか」という視点から一つ上の問題に目を向けることが大切ですね。

課題に前向きに取り組み、「無知の無知」を受け入れ、「一点集中」の精神で進んでいきます。

今日も骨までしゃぶりましょう。

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