見出し画像

【いだろぐ783】「現実と希望」質と量で打破する期待的観測。

ゴールデンウィーク明けの今週はバタバタ。
会社のKPI可視化プロジェクト開発の担当として、結合テストが終わり、総合テストに向けた準備に奔走しました。

締切りが迫る中、夜遅くまで残業したり、夜間作業をすることもありました。現場からの要望やデータ作成の期限に関する案内など、様々な課題が持ち上がり、それに対処する毎日でした。

このような状況で「何とかなるだろう」という希望的観測で物事を進めると、後で大変なことになることが多いです。それは自分だけでなく、現場やチームにも大きな負担をかけてしまいます。

だからこそ、現実的な視点を持ち、冷静に「今できること」と「できないこと」を判断し、明確に伝えることの重要性を再認識しました。

その際、重要になってくるのが「経験」です。

経験豊富なエンジニアの方が、希望的観測が支配する状況でも冷静さを失わず、スケジュール的にも「できない」こと、対処策をはっきり言われていることがありました。

逆に経験が浅いほどに、過度の期待や希望に流されやすく、無理をしてしまうこともあるように感じます。よいところをみせよう、カッコつけようとしてしまうこともあるかもしれません。

人間として自然に持つ希望的観測や期待的観測のバイアスを打破する鍵は、豊富な経験にあります。

技術力・生産性の向上も重要ですが、多様な経験を積むことの価値はそれを上回ると私は感じています。

単に時間を積むだけではなく、その質×量をどう充実させるかが鍵。

経験を宝物に変えるかどうかは、その学びを見逃さず、しっかりと自分の中に編み込んでいくことが大切だと思います。

そのためにも、普段から自分の考えを発信し、伝えることで、より濃密な経験へと繋げることが成長につながっていくものと感じました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?