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坂本龍一と岡田暁生のラジオ対談を聴いて大いに自分の後ろ向きな姿勢と行いを反省する


年始に坂本龍一のFMラジオ「Radio Sakamoto」を聴いていた。
ジャズギタリストの大友良英さんとの会話は、アバンギャルドミュージックの話で面白かったんだが、その次のコーナーで坂本龍一と岡田暁生と対談していた。これを聴いて、私はおおいに反省した。

昨年の4月の緊急事態宣言下の状況を、ものすごく奇妙な精神状態であったわけで、これは壮大な実験だと要っていた。
そしてこの100年に1回の状況で岡田さんは「音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日 (中公新書)」という本を書いた。
そして坂本龍一さんはその時の気持ちを音楽で記録するために曲を作ってYouTubeで発表したという。

やっぱり表現者は、こうでなくてはならない、と強く思った。
危機的状況であろうが、だんだろうが、その時の自分の状況を客観的に見て、今でしかできない何かがある、それを作らなくてはならないという表現者の矜恃、宿命、宿痾、定め。これはすごい。

おれは単に、辛いと思って散歩をしていただけだった。百万光年ぐらい、俺の意識はそこからは遠い。
正月早々、このラジオを聴いて猛省しました。

やっぱり何があっても、それを糧に,ネタにして、何かを作らなければ死ねるか、と思わないとな。

https://www.amazon.co.jp/音楽の危機-《第九》が歌えなくなった日-中公新書-岡田暁生-ebook/dp/B08M3G5GLS/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=39DPKYPF4R1JA&dchild=1&keywords=第九+が歌えなくなった日&qid=1609511201&sprefix=第九が%2Caps%2C271&sr=8-1


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