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将来の夢

誰でも子供の頃によく貰う質問。「将来は何になりたいですか?」
「は〜ぃ。カメラマンになりたいです。」
無邪気に答えていたのが命取り。答える度に自分もどんどんその気になって大学も行かず専門学校で頑張ったかとおもいきや、いつもの中途半端。
でも幸運はたまにやってくるもので、卒業して少しの間だけ中途半端の洗礼を受けたものの、その後は他人様からみればカメラマンと言う職業に。
しかしながら実情は企業内カメラマンとして地味なルーチンワークに近い仕事を積み重ね、クリエイティブとは無縁。
「好きなものは仕事にするものでない」を地で行く体たらく。

還暦を過ぎて「将来の夢」を語るのは欲張りかお馬鹿さんか、と、思ったりするけれど、このあたりが中途半端でテキトウな人間の得なところ。

最近になって曼珠沙華の名前の由来を調べてみれば、サンスクリットで「葉より先に花が咲く」という意味もあるらしく、丁寧に順番通り成長する花では無かった。
道理で昔から地獄花などと呼ばれているのに、嫌いではなかったわけだ。


ちなみに自己紹介はこちらです。

よろしくお願いいたします。

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