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20240504SDGsニュース


プラ再利用、品質落とさず 化学大手が事業拡大

※使用済み資源の品質を落とさずに再利用する「ケミカルリサイクル」事業。「使用済み資源の品質を落とさずに」→使用済み資源を原料として、石油から作るのと同等の品質で、「再利用」→再生利用。

富山大学“アルミリサイクルプロジェクト”を国が支援…アルミ産業発展と循環型経済構築による地域活性化も

※今さら、アルミのリサイクルを支援って?・・・実は、アルミニウム「製品」は、その目的に応じて様々な元素を微量に加えた合金で、同じ種類の合金だけを選別して集められるならばよいですが(生産工程から出る産業廃棄物:プレコンシューマーなら可能)、建材その他の使用済み製品(ポストコンシューマー)のリサイクルではなかなか大変です。このプロジェクトは「金属が溶ける温度の違いを生かしてアルミ合金からアルミと不純物を分離するリサイクル技術」ということで、記事では「不純物」と書いていますが、回収過程で混入した「異物」ではなく、合金としての所定の品質規格を満たすよう意図して配合された「成分」を分離抽出することを意図したものでしょう。

中部鋼鈑---「エコリーフ」取得

※スクラップを再生する電炉鋼材のメーカーですね。少し前には、同じく電炉の東京製鉄が自動車用鋼板に進出というニュースがありました。10年ほど前には、鉄は必ずリサイクルされるものだから、高炉・電炉一体でLCCO2を算定すべき(高炉がなければ電炉は成り立たないでしょ)、という鉄鋼業界独自の統一理論のカベがありましたが、高炉メーカーがグリーンスチールを打ち出すなどし始めて、だいぶ様変わりしてきました。

電炉大手の東京製鉄が自動車材に進出、狙いは14億トンの鉄資源循環

「マテリアリティ」および「気候変動問題に対する方針」の見直しについて

※マテリアリティの更新は、1年をかけて、もともと用意していた内容とのこと。気候変動問題に対する方針の方も、そうだったのか、G7会合での石炭火力廃止合意を受けてなのか。

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