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【基礎競馬】馬体重について(1)

今日は競馬の重要指標。馬体重について学んでいこう。

馬体重とは、競走馬の体重のことである。
競馬本には「400~500キロが適正」と書いてあるが、それ以上の情報はあまり載っていないものだ。

馬体重を知るということは、馬券を取るには絶対必要な知識なので、今日の基礎競馬は繰り返し読んで欲しい。

最高の競走馬体重とは?

まず原則を覚えておこう。
競走馬で、一番理想的な体重とは、若駒時代からスクスクと体重が増え続け、500キロで安定している馬である!!
この500キロという数字は必ず覚えておくこと。

何故500キロの馬体重が理想なのか?

500キロ前後、ではない。470~530キロではない。ズバリ500±10キロくらい。これが競走馬としてレースに勝てる体重だ。
一般的な競走馬は470キロ位なのだが、勝つ馬はもう少し重い傾向にある!
それだけスタミナと迫力がある。強く負けない。敵に威圧感を与え、栄光のゴールまで駆け抜けることが出来る馬は、程よく重いほうが良い。

これは競馬の歴史上、統計として出ている数字なので、頭から信じてよい。
500キロ程度の馬ほど、名馬として勝ち抜いている率が高いのだ。

馬体重は個体によってブレもある

もちろん体格というのは馬それぞれなので、ひとくちに競走馬といっても軽い馬もいる。400キロを割る馬もいるし、600キロ以上の馬もいる。

軽すぎる馬、重すぎる馬は全く勝てないので、エントリーした瞬間に無視してよい。

小学校の駆けっこでも、ドチビやデブには楽勝なのと全く一緒。
デブのほうは、地方やダートで才能を発揮する場合もあるが、結局芝で走れないなら上に行く馬ではない。

競馬の世界では、「ほどよいデブ」が最強である

競走馬は、自分自身の体重に加え、騎手や重りを付けて走るので、まず筋量がいる。そして重さも必要なのだ。力強く走ることのできる馬が重い場合、トップギアに入った際のスピードが落ちにくいからだ。
馬体重が軽いほうが早く走れると思いがちだが、それは違う。
体重が少ないということは、それだけで大大大ハンデである。

競走馬が、本番のレースで走る際には、前脚には約1トンという、とてつもないチカラがかかる。それだけの力で、全力で芝やダートを蹴って、前に進むのだ。
そうなると、非力でなくとも小柄な馬は、限られたスタミナをゴール前に使い果たしてしまって失速しがちなのである。

各馬の理想体重

人間にも馬にも、もって生まれた自分自身の理想体重というのがある。
つまりダッシュするのに最適な重さだ。
出走レース全部の馬を全部覚えておくことはできないが、良い出来だったときの体重はチェックしておいて損はない。


次回は馬体重(2)体重増減について書こうと思う。
基礎競馬はずっと無料で公開していくんで、もしよかったら、たまには「スキ!」でも押してくれよな!




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