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2024日経新春杯のレース回顧~ラップや馬場から見る適性差~

どうも北澤です。

昨日の日経新春杯は展開を完全に読み間違えてしまいました。

予想の記事で書いたのは、逃げ候補となるリビアングラスとディアスティマが揃って

スタート&二の脚ともに速くないため、外から第3の馬にすっと先手を取られるのではないかということ。

いずれにしろ速いスタートではないので、ペースはゆったり流れ前有利になるのでは?と考えていた。

ところが蓋を開けてみれば、ディアスティマが強い主張で出ムチを入れてのダッシュ。

結果、1000m通過58.3秒から終始息の入らない締まった流れになってしまった。

私の反省点として浮かび上がったのは、「どちらもスタートは速くないが

前走で中途半端な位置取りから良さが生きない競馬をしてきたので

多少無理をしてでもお互いが先手を取ろうと主張しあって

結果的には速いペースになるだろう」という読みをできなかったこと。

そこをしっかりと推理できていればここは人気上位馬で決着するだろうと

冷静な判断もできていたかもしれない。


さて話は戻るが、こうした速い締まった流れになれば完全に地力勝負。

能力的にも実績的にも結果を出してきた人気馬が上位を占めた。

勝ったブローザホーンは馬場的にもここは向くだろうと書いておいたが

結果として上がりがかかる展開となりラップ面でもドンピシャのレースとなった。

今後も長距離レースでは安定して能力を出していくだろうが

たとえ長距離といえども超スローから上がり34秒前後を求められるような展開だと

とりこぼす可能性があることは念頭にいれておきたい。

2~3着だったサヴォーナとサトノグランツについては

1.5kgの斤量差があって0.2秒差だった点を踏まえると、能力はほぼ同じと考えられる。

今後もタフな流れや馬場ならサヴォーナ

綺麗な馬場やスローからの瞬発力勝負ならサトノグランツが毎回先着するだろう。

ハーツコンチェルトに関しては折り合いをやや欠き気味なところがあったにしろ

少し負けすぎ(離され過ぎ)な印象。

ダービーの走りを考えればここでは最先着していてもおかしくない。

今日の結果を考えるとタフな馬場や速い流れで位置を取りにいく競馬はあってなさそう。

ただし、速い流れでも後方でじっと自分のペースで脚をためていき

勝負所から長くいい脚を使う展開がハマるレースなら強さを発揮しそう。

過去の走りからも、左回りで直線が長く、直線で思う存分末脚を伸ばせるコースが良さそう。

ということで日経新春杯の回顧でした。

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ではまた今週末、レース予想でお会いしましょう!

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