血統マニアの独り言

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血統マニアの独り言

競馬歴20年以上、競馬ライター歴10年以上の経験を活かした執筆を行います。主に血統にフォーカスした競馬記事がメインとなりますが、競馬初心者の方でも分かりやすい内容にも尽力します。

最近の記事

オークス(G1) [重賞最終見解]

2024年05月19日(日) 東京11R オークス過去5年のオークスは、10番人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭が、前走OPクラス&1800m以上の距離で1着or1800m以上の芝重賞で3着以内実績があった馬。 また、過去5年で4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭は全馬が、米国型種牡馬やキングヘイロー、クロフネ、ダイワメジャー、アドマイヤムーン等々、スピード指向の強い種牡馬を母の父に持っていた馬という共通項も。 戦歴的にはスタミナ指向、血統的にはスピード指向の速

    • 平安S(G3) [重賞最終見解]

      2024年05月18日(土) 京都11R 平安S京都開催の直近3年の平安Sは、連対馬6頭中5頭が前走2000m以上のダート長距離戦に出走していた距離短縮馬。 昨年の勝ち馬グロリアムンディ、2019年の勝ち馬チュウワウィザードは、何れも芝ダート双方のG1レース勝ち馬を輩出したキングカメハメハの産駒。 2020年の勝ち馬オメガパフュームも、芝ダート双方のG1レース勝ち馬を輩出したスウェプトオーヴァーボードの産駒。 臨戦過程的にはスタミナ指向が強く、血統的には芝指向のスピー

      • ヴィクトリアM(G1) [重賞最終見解]

        2024年05月12日(日) 東京11R ヴィクトリアM過去3年のヴィクトリアMは、近2走以内に1800m以上の重賞出走馬or上がり順位3番手以内の末脚実績馬が全勝。 4人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭も、上記のローテーションを満たす馬。 また、父か母父がディープインパクト系orキングカメハメハ系の血統馬は、近3年で全勝。複勝圏内に好走した9頭中8頭も当該血統馬。 2021年は、ディープインパクト産駒が複勝圏内を独占する結果に。 近年に関しては、臨戦過程的に

        • 京王杯スプリングC(G2) [重賞最終見解]

          2024年05月11日(土) 東京11R 京王杯スプリングC過去5年の京王杯スプリングCは、距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内馬が3勝。 単勝4番人気以下から、複勝圏内に好走した7頭中4頭も当該実績馬。 また、父か母父ディープインパクト系orキングカメハメハ系の血統馬は4連勝中。 1400m重賞ながらも、いわゆる中距離指向の体力が問われやすいレース。 尚、キングカメハメハ系ロードカナロア産駒は、近4年連続で必ず1頭以上は複勝圏内に好走中。 2020年は

        オークス(G1) [重賞最終見解]

          NHKマイルC(G1) [重賞最終見解]

          2024年05月05日(日) 東京11R NHKマイルC過去5年のNHKマイルCは、前走芝重賞で5着以内が全勝。複勝圏内に好走した15頭中13頭も当該ローテ馬。 また、ディープインパクト、ハーツクライ、ステイゴールド、ダイワメジャー等々、主流の父サンデー系血統、あるいは父キングマンボ系は、過去5年で4勝。 4人気以下から複勝圏内に好走した9頭中8頭も、上記の血統条件を満たす馬。 近走好調馬の中でも、いわゆる中距離指向の体力に優れた日本の王道血統馬が走りやすいG1競走。

          NHKマイルC(G1) [重賞最終見解]

          新潟大賞典(G3) [重賞最終見解]

          2024年05月05日(日) 新潟11R 新潟大賞典良馬場開催時の近4年の新潟大賞典は、単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中5頭が、近2走以内に3角5番手以内の先行経験があった馬。 また、父ディープインパクト系orキングマンボ系の血統馬は、過去5年で3勝、合計12頭が複勝圏内に好走。 主流血統馬の中でも、前向きな気性を兼ね備えたタイプが最も走りやすいレース。 ヨーホーレイクは、前走の金鯱賞(中京芝2000m・G2)が、3角3番手の位置取りから3着に好走。 例

          新潟大賞典(G3) [重賞最終見解]

          京都新聞杯(G2) [重賞最終見解]

          2024年05月04日(土) 京都11R 京都新聞杯4年ぶりの京都開催となった昨年の京都新聞杯は、前走1勝クラス以上&芝2000m以上の距離で連対馬が複勝圏内を独占。 また、父か母父がディープインパクト系、ハーツクライ系、ステイゴールド系の何れかの血統馬も掲示板内を独占。 主流血統馬の中でも、スタミナ指向の強いタイプが走りやすい傾向も。 ヴェローチェエラは、前走が1勝クラスのゆきやなぎ賞(阪神芝2400m)2着からの臨戦過程。 父がディープインパクト系リアルスティー

          京都新聞杯(G2) [重賞最終見解]

          天皇賞春(G1) [重賞最終見解]

          2024年04月28日(日) 京都11R 天皇賞春京都競馬場で行われた直近3年の天皇賞春は、複勝圏内に好走した9頭全馬が、父ディープインパクト系orステイゴールド系の血統馬という共通項。 また上記9頭は、全馬が前走2200m以上の芝重賞で5着以内に走っていた好調馬というデータも。 いわゆる主流のサンデー系血統馬の中でも、勢いのある馬が最も走りやすい傾向。 サリエラは、ディープインパクト産駒で、前走ダイヤモンドS(東京芝3400m・G3)2着からの好調ローテ。 ディー

          天皇賞春(G1) [重賞最終見解]

          青葉賞(G2) [重賞最終見解]

          2024年04月27日(土) 東京11R 青葉賞過去5年の青葉賞は、芝2200m以上の距離で勝利実績を持っていた馬が3勝。2022年は当該実績馬が複勝圏内を独占。 また、キタサンブラック、ハーツクライ、キズナ、ディープインパクト、ルーラーシップ、ドゥラメンテ、オルフェーヴル、ノヴェリスト産駒等々、自身か産駒が日本の芝3000m超重賞で勝利実績を残す種牡馬の産駒は、過去5年で全勝。 単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中6頭も上記の血統条件を満たす馬。 実績、血統

          青葉賞(G2) [重賞最終見解]

          フローラS(G2) [重賞最終見解]

          2024年04月21日(日) 東京11R フローラS直近3年のフローラSは、複勝圏内に好走した9頭全馬が、芝1800m以上の距離or東京芝で勝利実績を持っていた馬。 また近3年で、父ステイゴールド系、ハーツクライ系、ロベルト系、キングマンボ系の何れかの血統馬は、合計7頭が複勝圏内に好走。 戦歴、血統ともに、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 カニキュルは、例年期待値の高い芝2000mの勝ち馬で、ロベルト系エピファネイアの産駒。 昨年4人気3着ブライト

          フローラS(G2) [重賞最終見解]

          マイラーズC(G2) [重賞最終見解]

          2024年04月21日(日) 京都11R マイラーズC新装京都開催の昨年は、近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬or前走芝1800m以上出走の距離短縮馬が掲示板内を独占。 当時の4着馬シャイニーロックは単勝115倍、5着マテンロウオリオンも7番人気の穴馬。 また昨年は、父か母父ダンチヒ系、ヴァイスリージェント系、キングカメハメハ系の何れかの血統馬が掲示板内を独占。 戦歴的にはスタミナ指向、血統的にはノーザンダンサー系やキングマンボ系に代表される馬力指向の強いタ

          マイラーズC(G2) [重賞最終見解]

          福島牝馬S(G3) [重賞最終見解]

          2024年04月20日(土) 福島11R 福島牝馬S新潟開催の2021年を除く、過去4年の福島牝馬Sは、近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬or2000m以上の芝重賞出走馬が全勝。 4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭も全馬が、上記のローテーションを満たす馬。 また、新潟開催の2021年を除く、過去4年の福島牝馬Sは、父欧州型orステイゴールド系血統馬が3勝。4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中5頭も当該血統馬。 臨戦過程、血統ともにスタミナ指向が強いレ

          福島牝馬S(G3) [重賞最終見解]

          皐月賞(G1) [重賞最終見解]

          2024年04月14日(日) 中山11R 皐月賞重馬場開催の昨年を除く直近4年の皐月賞は、オープンクラスの芝1800m以下の距離で勝利実績を持っていた馬が全勝。 また、父か母父がキングマンボ系orディープインパクト系orハーツクライ系に該当する主流血統馬も、重馬場開催の昨年を除く直近4年で全勝。 上記期間で、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した5頭も全馬が上記の血統条件を満たす馬。 いわゆる短距離指向のスピードを兼ね備えた日本の王道血統馬が、最も走りやすい傾向も

          皐月賞(G1) [重賞最終見解]

          アンタレスS(G3) [重賞最終見解]

          2024年04月14日(日) 阪神11R アンタレスS過去5年のアンタレスSで複勝圏内に好走した15頭は全馬が、前走3着以内の好調馬。 中でも、前走ダ1900m以上出走の短縮ローテ馬、もしくは前走の上がり順位が3番手以内馬は、過去5年で複勝圏内に好走した15頭中14頭が該当する特注系。 勢いのある馬の中でも、いわゆるスタミナ指向の強いタイプが恵まれやすいレース質。 ダノンマデイラは、ダート戦へ路線を変更後は5戦4勝。近2走は連勝中と勢いのあるローテーション。 ダート

          アンタレスS(G3) [重賞最終見解]

          アーリントンC(G3) [重賞最終見解]

          2024年04月13日(土) 阪神11R アーリントンC過去5年のアーリントンCで、4人気以下から複勝圏内に好走した11頭は全馬が、距離延長馬or近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験馬。 また、近年の当レースは、父キングカメハメハ系orノーザンダンサー系の血統馬が7連勝中。 スピード指向に優れた非サンデー血統馬が最も走りやすいレース。 ワールズエンドは、近年の当レースで相性抜群のキングカメハメハ系ロードカナロア産駒。 一昨年の当レースは、父キングカメハメハ系が

          アーリントンC(G3) [重賞最終見解]

          桜花賞(G1) [重賞最終見解]

          2024年04月07日(日) 阪神11R 桜花賞直近3年の桜花賞は、複勝圏内に好走した9頭全馬が、前走芝1600m重賞で3着以内or上がり順位3番手以内馬、もしくは前走フィリーズレビューで3着以内or上がり順位3番手以内の実績馬。 また、近3年で複勝圏内に好走した9頭中8頭は、父キングカメハメハ系orウインドインハーヘア系(ブラックタイド&ディープインパクト兄弟の系統)というデータも。 主要距離の芝1600mで施行されるクラシックレースだけに、臨戦過程も血統的にも王道で

          桜花賞(G1) [重賞最終見解]