父との最後のお別れ

2021.02.27
今日はなんと私の誕生日。

①一昨年のクリスマスに坂道で転んで救急車で病院に運ばれ入院。

②私の職場での送別会(コロナだから大きいのはできないから、小さく開いてくれようとしてた会)の日に、硬膜下血腫(クリスマスに転んだのが原因)で緊急入院。

③私たちの結婚記念日に貧血がひどく緊急入院。

こんな感じでイベント毎に何かしら起こしてくる父だったから、ずっと怖かった私の誕生日。

3日前に亡くなって、お葬式は26日か27日になるかなぁと兄に言われた時に、あ、それなら絶対27日になるねと答えた。

見事にお葬式の日をぶつけてきた父。

この日は青空広がりとてもいい天気。

入院中の母も、外出許可を出してもらえ、

教会で無事に葬儀をすることができた。

痛みや苦しいことがとても嫌いな父が副作用はなく、最期も特に苦しむことなく家族に見守られながら旅立つことができて、きっとよかったんじゃないかな?

父はあまり自分が思っていることを話してくれる人ではなかった。

だから、父にとってどんな人生だったのか…楽しく過ごせていたのか…

それを聞けなかったのは心残りだったけど、最後9ヶ月はこれまで育ててくれた分をお返しするくらい、病院やらクリニックへの送り迎えや、色んなお手伝いをさせてもらえて本当によかった。

正直、大好きではないんだけど、今日まで私の父でいてくれたこと、心の底から感謝してます。

誕生日の日に父と母、兄妹家族、従兄弟の家族がみんな集まれて、母はお葬式後に病院に戻って行ったけど、兄妹家族で集まって、父の遺骨と一緒に誕生日をお祝いしてもらってみんなで楽しく笑顔で過ごせたのは、きっと父の作戦なんだろうな。

これからはお空の上からずーっと見守っててね。

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