第82回目「ASKA Terminal Melody」(8月28日放送分)【ゲスト: ASKA】

もう季節は秋のはずが、まだまだ暑さは続く。
天気も雨だったり真夏の晴天だったりでなかなか安定しない。

さて、今回は月一出演のターミナル長がゲスト(今回からASKAをタミ長と呼ぼうか)

前々回・前回のゲスト田中氏は5年前にもよく遊びに来てくれたらしく、時には波があって涙を流すこともあったという。
友達がなかなかいない僕にとって、このような厚い(熱い)友人関係はとても羨ましい…

そして、今月は6日に名古屋、11日に西宮でシンフォニックコンサートがあったことを振り返る。僕も一昨日まとめたレポートの通り、名古屋のライブを配信を通して観たが、調子がとても元気そうで買って大正解だったと思う。

今回はリスナーからの質問が2件

まず1つめの質問
「ほとんどはじめましてのオーケストラと慣れ親しんだASKAバンドのコンサートで、心構えや向き合い方の違いはありますか?」
これに対しタミ長は、「自分の中でセパレートできており、感覚がその都度違ってもステージで歌う気持ちで複合化されている」と答えた。しかし、タミ長は、昔からしばしば歌詞を間違えることも多く、歌いなおすこともよくある。だけど、オーケストラの人たちにとっては「ついに本物が出た!」と思える瞬間だ。また、ASKAはオーケストラの人たちの心からのリスペクトを忘れておらず、次のように話している。

「それぞれの1個の楽器が1個の音を出して和音になるが、それには指揮者が必要。また、その次のタイミングはボーカルが作らないといけない。」


次に2つめの質問

このリスナーの方はライブ当日の帰りの電車で質問を送ったそうだ。おめでとうございます!

「ASKAさんはステージ上から客席の表情は見えますか?」

果たしてタミ長の回答は…





「全員覚えてるよ!40何年間忘れたことない!」

やったあ!でもどうやって覚えているか…

「それは訓練」

訓練かー。でも並大抵の訓練じゃ身に付けられない才能の1つだと思う。

また、タミ長は「ライブが進んでだんだん盛り上がるにつれて、客の顔が変わっていく。それを見てると幸せな気分になる。」

もー普段のブログやTwitterでもそれ言ってよー

今回放送された曲は『judge by myself』

2000年発売のシングル『good time』のB面に収録されており、アルバム未発表曲である。僕自身はこのシングルは持っておらず、シングルが発売された同年に行われたgood timeツアーのビデオを通してでしかこの曲は聴いたことない。なので、僕にとって今回はかなりのレア曲だ。

この曲の歌詞は、インターネットが普及し、掲示板の匿名性による書き込みやどこの誰が作ったか分からない批評記事で、噓か本当か分からない情報が流れていることに対して警鐘しているように感じる。また、それらの情報をめぐるコミュニケーションはゲーム感覚で行われており、根拠のない情報である人が理不尽な中傷を受けたり、どれを信じるか信じないかによって人間関係の分断が起こることもある。そのような時代に主人公は疲弊し、息苦しさも感じる一方で、向き合って生きていかなければいかないという覚悟もあるように思える。

歌詞の「だけど君の気持ちは 素直に借りとくよ いつか僕は 僕らは返すから」

これは主人公について書かれた根拠のない書き込み、批評に対しての返答であろうか?

この歌詞の主人公がタミ長、ASKA本人とすれば、自分に対するネガティブな書き込み、中傷に対して自分とファンは同じ方法でやり返すのではなく、音楽活動で見返すというメッセージと読み取れる。


最後にお知らせが

9月11日に通常放送回と合わせて19時から1時間スペシャルのタミメロ特番が放送されるという。でも当日は果たして僕は聴けるかどうかは今のところ分からない。

次回へ…続くかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?