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【読書メモ】中国哲学史/諸子百家から朱子学、陽明学まで
「中国(語)の経験を通じて、批判的に普遍に開かれていく哲学的な実践」
→哲学の普遍史VS地域的な思想史と言う枠組みを変形し、世界哲学に寄与する中国哲学、世界哲学史に寄与する中国哲学史を発明すること
→×中国における哲学
×中国的な哲学
⚪︎大学の哲学研究に対する批判
→純粋な"哲学をすること"ではなく、ヘーゲルの「歴史」、カントの「普遍史」などの概念を念頭においた西洋哲学を解釈することを中
【読書メモ】大乗仏教の思想について
○インド仏教史の四区分
原始仏教/部派仏教/大乗仏教/秘密仏教
◎般若経典
→大乗仏教の中では比較的釈迦の教えを忠実に発展させている
→出家という形をとらないで在家のまま覚る
→般若=全ての道理や物事を明らかに見抜く深い智慧のこと
○6つの完成
①施しの完成
⚪︎財施...良きものを施す
⚪︎法施...法を施す
⚪︎無畏施...畏れある人々に安心を施す
②道徳の完成
覚りを求めるものは道
【読書メモ】釈迦について
釈迦(しゃか、旧字体:釋迦、サンスクリット: शाक्यमुनि、Śākyamuni)
北インドの人物で、仏教の開祖。
存命していた時代については後述の通り紀元前7世紀、紀元前6世紀、紀元前5世紀など複数の説があり正確な生没年は分かっていない。
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○時代背景
バラモン教の祭式万能主義への批判
→家庭祭や天啓祭で人が救われるのではなく、智
【読書メモ】「おのずから」と「みずから」 ―日本思想の基層
人生のさまざまな出来事は、如意の「みずから」と不如意の「おのずから」との、両方からのせめぎ合いの「あわい」で出来ている
→「あわい」=「あいだ」を動的に捉える概念
二者の相互に行き交う相克、共和、共働という動的な関わり
『自(ずか)ら』
「おのずから」成ったことと、「みずから」為したこととが別事ではないという理解
→「みずから」の営みを超えて働く働きへの、ある感受性の表明
"包容的、寛容的
【読書メモ】デリダについて
ジャック・デリダ
Jacques Derrida
(1930年7月15日 - 2004年10月9日)
フランスの哲学者で、一般にポスト構造主義の代表的哲学者と位置づけられている
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◎決定不可能性の思考
↪︎「不可能性の可能性」というアポリア(出口なし)について思考すること
『アポリアあるいは決定不可能性の試練がなければ、決定も責任=応
依存してしまう私たちへ
なにかとか、だれかに依存してしまうことって
悪いことなのだろうか
したくなくてもしてしまう人にとっては
それはきっと苦しく、忌むべきことで
したくてもできない人にとっては
たぶん羨ましくて、少しだけ悲しいこと
依存の善悪と人の在り方のバランスは
とてもぐらぐらしていて難しいと思う
たった1人だけで生きていては
主体も他者も、存在も非存在も
なにもかにも分からなくなってしまう
ちっぽけで寂し