手をつないで歩く老夫婦が好きです。 「ヒトとして本質的な幸せとは何か。」生き方を模索中…

手をつないで歩く老夫婦が好きです。 「ヒトとして本質的な幸せとは何か。」生き方を模索中。 #世界を旅する教育ジャーナリスト 世界がもっと、素晴らしくなりますよう。 愛が届きますように。

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#自己紹介note 周 陽 です☀︎

こんにちは☀︎ はじめまして、もしくはいつもありがとうございます。 そして、ご無沙汰しています。 #世界を旅する教育ジャーナリスト 周 陽(しゅう ひかり)です。 自分につけるタグと自分がやっていくこととの間に少しでもラグを無くしたくて、何と名乗るか悩みました。 ジャーナリストと名乗るとなんだか堅苦しいカタチに自分を嵌めてしまいそうで、日常のちいさなしあわせを取り逃がしてしまいそうで。 エッセイストと言っても、なんだかしっくりこない。 どうしたものか。 辞典をひらけば

    • 明日は、きっといい日になる

      大好きな人からのおはようで目覚めて もうそれだけですでに今日がいい1日になる。 今日はいい1日になりそうと言って きっといい1日になるねと彼が言う。 何をしたわけでもないけれど。 朝一番にお散歩をして 気持ちの赴くままに 流れ流され、ぐるっと歩いてきて。 身体も心も心地がいい。 お母さんの作ったお味噌汁を食べて、幸せな気持ちになった。 家を出る前に 初めて、お母さんに、私がこれからどんなことをしたいと思っているのかを打ち明けてみた。 そしたら。 全力で応援する。と言っ

      • 『よく来たね』

        ミスチルの桜井さんが歌う、Bank Band の曲で、好きな曲がある。 『よく来たね』 大切な人に久しぶりに会うとき 大好きな父に会いに行くとき なかなか行くことのできない、お世話になった人たちに会いに行った帰り道。 この曲を聴くと、涙がこぼれそうになる。 大切な親友は、離れたところで暮らしている。 私たちはもう、26歳と27歳だから 一年に一回と数えると、あと会える回数は70回、あるかな。 大切にしたいね。 難しいことはなにも言わない 素直に、純粋に、会える喜び

        • 手放した先にある、満たされた気持ち

          何かを手放す スタートダッシュを切ったはいいものの 着火剤が消え、大きく燃え上がっていた炎は ちらちらと残り火がくすぶるくらいの大きさに縮んでしまって 先も見えず、天気も鬱屈としている。 自分が大切だと思っていたものさえ、 どうでもよくなって 適当に扱ってしまいそうな自分がいることに気が付いて そんな自分が嫌になった。 私に必要なものはなんだろう。 きっと今ごちゃごちゃになって クリアじゃなくなって 分からなくなって 大事なものと要らなくなったものたちが一緒くたになっ

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        #自己紹介note 周 陽 です☀︎

          2024年4月28-5月3日石川滞在記4

          3はこちら 「ただいま~!」 誰もいないとは思ったが、案の定、誰もいない中大きな声で家に帰ってきたことを宣言する。 今夜はしんちゃんの鍋パーティーらしい。 しんちゃんは石川県加賀市の黒崎で養鶏農家を営む、みんなのお兄ちゃんのような存在だ。 私がかつて滝ケ原で鶏を育てていた時に、本当にお世話になった。 いまは、アコちゃんがとてもとても大切に鶏たちを育てている。 しんちゃんは昭和チックな性格と、斬新な考えとがハイブリットされてる男性だと思う。 一つの事に真剣に取り組み、慣

          2024年4月28-5月3日石川滞在記4

          2024年4月28-5月3日石川滞在記3

          2はこちら 「おはようございます~!」 苗を乗せた軽トラを田んぼの入り口ぎりぎりまで近づける。 田植え機がどう田んぼに入るか、どの向きで苗箱を荷台から田植え機に乗せるかが重要だったりもするので、考えながら運転するのが重要だ。 バックで坑道から入らなくてはならなかったりもする。 助手席から降りた。 大好きな龍虎くんに会えるのが嬉しすぎて、顔のニヤけが止まらない。 「おう、ひかりちゃん。久しぶりやなあ!元気しとったか!」 町のおじさんたちの顔を見るだけでニコニコになれる。

          2024年4月28-5月3日石川滞在記3

          2024年4月28-5月3日石川滞在記2

          1はこちら 明るさを感じて目を覚ます。 時刻は5時30分だった。 こんなに早く目覚めたのは久しぶりだ。 朝日の眩しさで意識が浮上してくるなんて。 昨夜は真っ暗だったから気が付かなかったが、ともやの部屋には大きなすりガラスの窓があって、カーテンはかかっていなかった。 そこから全面に入ってくる太陽が部屋中を照らす。 すがすがしい空気に気分は最高だったが、昨日の寝不足を考えるともう少し寝ておいたほうがいい気がした。 そのまま目をつむって、次に目を覚ました時は、iPhoneが

          2024年4月28-5月3日石川滞在記2

          2024年4月28-5月3日石川滞在記 1

          カラカラ 玄関の引き戸を引いて 背負っていた荷物を上がりに下ろす。 「ただいま〜」 誰もいない部屋に向かって声を上げた。 家主たちは趣味のロッククライミングにでかけていた。 誰もいないとわかっていたが、声を出してしまうのはこの家に対する愛着や礼儀からだろうか。 引き戸の閉め方がわからなくて、玄関先でちょっぴりてこずった。 地面に置いたままの靴がひとつもなかったので、脱いだスニーカーを靴箱にしまうことにした。 ここでいいのかな。とりあえず空いてる所に入れたけれど、家主な

          2024年4月28-5月3日石川滞在記 1

          能登・珠洲でみたもの~後編~

          中編はこちら すずなり館の入り口をくぐると、中は意外にも活気付いていた。 ソフトクリームを頼むお客さんが絶えないし、「この筍もろていっていいか?」と大きな声で店員さんに呼びかけるおばあちゃんもいる。 この人たちは一体どこから来てるんだろう。 ぼんやり思いながら、お店の中を一周した。 丁度レジでソフトクリームを買っている人がいて、後ろに並んだ。 レジはふたつあって、おじさんと元気なお姉さんがそれぞれの台の前に立っている。 聞くならお姉さんだなと見当をつけて、お姉さんが立っ

          能登・珠洲でみたもの~後編~

          能登・珠洲でみたもの~中編~

          前編はこちら 道の駅すずなりを離れ、町を歩き始めた。 タイニーズファームへの道をあらかた頭に入れる。 Googleで検索すると、5.1キロ。まあ歩けるだろう。 ぼちぼち歩こう。 割れて隆起した道路に、傾いた電柱が目に新しい。こっちではきっとこれが普通の風景になっているのだろうなぁ。 ひび割れた道路を歩きながら、 何台かの車とすれ違った。 隆起がひどい場所もあり、皆そっと運転をする。 当たり前だが、町は滅茶苦茶だった。 すれ違う人もほぼいない。 傾いた信号の前で、お

          能登・珠洲でみたもの~中編~

          能登・珠洲でみたもの~前編~

          5月6日。 朝いちばんに、泊めてもらった友人宅を出発し、すずなり館前行きのバスに飛び乗った。 石川に来たのも、これがいちばんの目的だった。 やっと来れた。 随分と時間が経った。 震災が起きてからもう5ヶ月が経っていた。 私にできることなんてあるのだろうか。 そもそも行く意味はあるのだろうか。 ずっとそのことばかり考えて雁字搦めになっていた。 4月28日。仕事を辞めて、その足で石川へやってきた。 とにかく私ができることを。 小松市の滝ヶ原町で営農組合の仕事を手伝いなが

          能登・珠洲でみたもの~前編~

          親友を大切にする=自分を大切にする

          親友と電話をする。 それは何よりも大切な時間で、 「書く」時間よりも大切な時間であるんだなぁと、 身を投げ打って彼女との時間を大切にした自分の行動によってそのことを知った。 自分を大切にする = 書く事が第一優先でなくなる事だってあるわけだ。 なぜなら親友は私の一部で、私と同等もしくはそれ以上に大切な存在だから。 大丈夫。貴方の大切なものを大切にしていい。 誰も貴方を責めないよ。 と今日も自分に言い聞かせる。 陽

          親友を大切にする=自分を大切にする

          今始めようとしていること

          明日でnote投稿開始からちょうど1ヶ月経ちます。 自分が世に伝えたいことや、心の中のモヤモヤ・ウキウキを、自分の言葉でまとめて、発信する。 毎日続けるのは思った以上に楽しくて、書けば書くほどどんどんと伝えたいことが湧いてきました。 4月まではアルバイトをしながら執筆活動をしていたのが、 5月から完全にフリーとなり、 世界を股にかける教育ジャーナリストとしての生き方を始めます。 エッセイ、ジャーナル、動画、教壇に立つ。 伝える手段は選びながら、また形や名前も変わるかもし

          今始めようとしていること

          誰もいない真白なホームで思うことは

          ホームには誰もいない 案内係のおじいちゃんが2人、エスカレーターの降り口で立っているだけだ 目の前に停まる列車はクリーム色で だだっぴろいホームに浮いているようにみえる 頭の中に思い浮かぶのは昨日今日とさようならを告げてきた大切な人たちの顔 もう帰らないの? そう聞かれて うん。 と答えたかった この列車は一体私をどこへ連れていくのだろうか。 このホームは風通しがいい 両脇には緑がみえ、大きな窓から西陽が差し込み ホームに映る影の形が美しい 石川にも新幹線か

          誰もいない真白なホームで思うことは

          仕事を辞める前日です。皆さんはどうして過ごしていますか?

          最終勤務日の前日って 皆さんどうして過ごしていますか? 10か月。たった10か月ですが、今まで経験してきたどんな仕事よりも誠心誠意向き合って、心を込めた仕事から離れる。 というのは何かグッとくるものがあります。 神戸の街のど真ん中のパン屋さんで 毎日たくさんの人と接し、すべての人に元気と愛とパワーよ届けと、 全・力で自分のもつエネルギーの一部を受け渡す。 たとえるならそんなお仕事でした。 それはそれは大変で、毎日のエネルギー放出量は赤字でした。 それでも。今日一日を過

          仕事を辞める前日です。皆さんはどうして過ごしていますか?

          生きるひと、とても美しいひと

          《基诺族以 ”黑“ 为美的民族》 ージノ族の黒は美しさの証だー そう語ったのは、村で出会った、当時まだ年端もいかない11歳の少女だった。 私はいまだに彼女とのポラロイドをノートに貼ったままだ。 民族という出自に誇りをもつこと。 芯の強さがにじみ出た、美しい女性だった。 中国の雲南省に、西双版纳傣族自治州=シーサンパンナタイ族自治州 という地区が存在する。 彼らはその地区で、資本主義と華人社会に飲み込まれそうになりながら、未だ狩猟採集の暮らしの在り方を忘れずに生きる、

          生きるひと、とても美しいひと