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Ryu's Bar 気ままにいい夜
「Ryu's Bar 気ままにいい夜」はまだバブルの高揚さめやらぬ1987年から、小説家村上龍を迎えたトーク番組だ。子細は概要をまとめたサイトがあるので確認して欲しい。
俺がボーヤだった時、殿のマンションで片付けをしたり簡単なツマミをつくり、そのまま殿が酒を飲みながらTVを視る横で「帰っていい」と言われるまで傍らにいる事がままあった。その夜は「Ryu's Bar」というスタートしたばかりの番組を
《KID RETURN》幻のプレミアム版とあの時代
引っ越しで蔵書を整理していて出てきたのがこの《KID RETURN》。この本もまた1986年12月8日発売と、この夜に講談社に突撃した緊張感溢れる一冊(笑)
さて、ラジオを聴いていたようなコアな、現在恐らくアラフィフ以上のファンならきっとこの本は持っている事だろう。
奥付には発行者として高瀬幸途の名がある。元々殿の「たけし吼える!」や「みんなゴミだった」の版元飛鳥新社から太田プロがスカウトし、
《小泉記念鑑》1986年
1986年12月26日発行。ARENA37℃臨時増刊《小泉記念鑑》P.008-P.009より。
殿のバラエティ黄金期は小泉今日子の黄金期とほぼ同じタイミングだった。彼女もまた「木枯しに抱かれて」が11月にリリースされて以降、「アイドル」の域を超え、ドラマや映画にも活躍しはじめていた。
この《小泉記念鑑》もスタッフが豪華。まず編集長ではなく「総監督」として秋山道男、文章はなぜかデザイナーの安