しーぶい。

元編集・ライター。元動物看護師。 炎症性乳癌様アポクリン腺癌だった愛犬イタグレを看取り…

しーぶい。

元編集・ライター。元動物看護師。 炎症性乳癌様アポクリン腺癌だった愛犬イタグレを看取りました。 動物の東洋医学や鍼灸、緩和ケア、マッサージの勉強を続けています。ペットロスがいつか穏やかになったら…経絡マッサージメインに活動再開します。服好きのオバサン

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はじめまして。の自己紹介

中年のしーこと申します。 イタグレのぶいを15歳で看取り、現在はペットロス真っ最中です(T_T) 病弱な愛犬(若い頃)との生活をきっかけに、会社勤めを辞め、フリーランスのライターと編集をしていました。 愛犬ぶいが8歳位の頃、シニア犬生活のため田舎へ移住。その時に動物看護師や鍼灸などの資格やセミナーに通っていました。 現在は、 ・病院で余命宣告されてしまった ・検査しても解らない疾患 ・発作を減らしたい ・悪性腫瘍や腎不全の緩和ケア 等を主にマッサージメインとし、東洋医学

    • 仕方なく金曜日。

      愛犬が他界してそろそろ3年。 私だけが置いてきぼりだ。ぼっちだ。 家にいると辛いので、仕事にいくデイズ。 職場は相変わらず最悪だ。女が多いと、どうしてもこうなる。噂、陰口、無視、仲間はずれ。 小学生のママたちがこれらをしているのだからもはや未来はない。 どうして群れたがる。 職場なんてもんは、職場でしかない。 そんな中、ずっと精神科医には変わらず通院しているのだけれども、、 去年の暮れだったか先生がふと帰り際のわたしを引き止めた。診察室に戻れと。 なんだかややこしいペー

      • 休み。草むしり。

        や、や、休みだ…。ヤッホー!今日は仕事いかなくていいんだよー!と玄関開けて叫びたくなった火曜日。ふと玄関までのレンガ道の草が気になり、ひたすら草むしり。楽しいじかん。 夕方になり、そろそろ明日への絶望が影を見せてきた。生きたくない行きたくない、双方の思い。 なさけないかな、まだまだ仕事の内容が覚えられず、ノートで復習をす。 それなのに!!!今日もYou Tubeで見つけてしまった。。コールセンター勤務の方の動画を。簡単で楽だったと一ヶ月勤めた時に話している。。 一ヶ月…

        • 地獄から帰還。

          毎日書こうと思ったけど、、厳しい…。 さてさて本日も業務を終了し、帰宅。 今日も『仕事いきたくない』と『シニタイ』を検索したYou Tubeをみて出社。 もはや厳しすぎて、覚えることが多すぎて、同期はひとりもいません。。みんな辞めたよ… 鬱になって診断書もらって辞めた人もいた、、 昨晩You Tubeをみていたら、たまたまコールセンター勤務の方の動画をみつけた。メリットばかりあげていたけど、コールセンターは受電の中にも大量の種類があるんです、、今の会社の前もコールセンター

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        はじめまして。の自己紹介

          地獄のコールセンター業務 

          あまりにも外にでなくなり、まず夫は私にパチンコを始めて教えてくれた。といってもイチパチの甘デジのみ。しばらくすると、私は飽き、また深い希死概念にとらわれた。 「仕事は?復帰してみたら?」夫の一言で嫌嫌求人サイトを眺める。昔単発で経験があるコールセンター受信業務が目に留まる。そもそもここは田舎であり、自分がしていたような編集やWEB関連がほぼゼロだ。 そこから派遣で1年勤務。その後入社したのが今の会社だ。まだ半年も経っていない。年上古株たちからは無視され、今の指導者のひとり

          地獄のコールセンター業務 

          犬猫、食欲不振はなぜ?

          夫と同じ日にワクチン接種をして2日目です〜 腕の痛みもひき、通常運転しております。 一方、夫は…発熱頭痛でお休みをとりました。 ぶいが他界してからずっと、自分自身にお灸をしてきました。場所や効果を確かめるために…。 ワクチン接種前日や当日、翌日はおやすみしています。素人だから怖いし…。 合谷(ごうこく) たまたまお腹を下した一週間前、腹にガンガンお灸をしました。毎日いっかい。あと足三里とか。 お腹のお灸っていうのは、弱ったエネルギー?みたいなもの(気)を補う役割だっ

          犬猫、食欲不振はなぜ?

          くそったれペットロス、愛しきコトバ。

          高校時代から20年近く精神科に通っています。 なので、いわゆる普通の生活をするには処方薬が必要。 毎月の通院は、犬の介護と看病、そしてコロナ禍のため難しくなり、薬剤がほぼなくなりました。 そんな中、大好きで大好きで大好きでたまらない愛犬が他界。 喪失感の中、近場の精神科にいき、今までの病歴などを説明しました。 意外にも淡々と話せていたので、特に何も感じず、予定の30分が終わろうとしたとき。 最後にペットがいるかどうかを、先生が真面目に聞いてきたのです。 「この間、死に

          くそったれペットロス、愛しきコトバ。

          犬の骨、わたしと同化せよ

          2ヶ月前に犬が死にました。 苦しんで痛みとたたかって、他界しました。 残りの日々が少ないと癌センターから言われた時、何が何でも痛みを減らすことだけを考えておりました。 たくさん話しかけて、たくさん笑いました。 犬が喜ぶからです。 余計な血液検査はもうしないと決め、鍼灸の動物病院のみギリギリまで通いました。施術後の愛犬がすごく元気になっていたからです。 ペットロスで時間薬とか見守っているよとか、色々な励まし方があります。自分もよく見守っているはずだと、願いを込めながらペ

          犬の骨、わたしと同化せよ

          病は酸化から。

          白内障、腫瘍、腎不全、とかシニアに多い疾患はほとんどが酸化ストレスからのもので。 これは食生活や日光浴のしすぎを気をつけていくしかないと思うんです…。 要するにストレスフリーの生活こそが無敵だったり。 ただ、その子の遺伝子だったり、もっと深い部分で病になるということも多々あります。 愛犬ぶいは、自己免疫疾患がありまして、同じくアレルギーもありました。薬膳を学びたかったのですが、ぶいのような遅延型アレルギーや、IBD、蛋白漏出性腸症、となると、自信がなかったです。。 た

          病は酸化から。

          余命宣告に惑わされるな。

          「残念ですが、もう病院で出来ることはありません…」 「もうお家でゆっくり過ごしてあげて下さい。」 この言葉を先生達が飼い主さんに伝える場面に、自分も何度か遭遇しました。 残酷なようでありますが、現実を伝えることも獣医師さんの大切な役割です。 それを聞いてセカンド、サードオピニオンを求めるのもアリだと思います。実際自分もそうでした。 ぶいの場合は炎症性乳がんともう一つの癌が混合しており、特に珍しい分類に入ると言われました。 犬の炎症性乳癌については、少し知識があったため、

          余命宣告に惑わされるな。

          五感を味方につけよう。

          犬や猫も、人と同じように視覚や聴覚などが衰えていきます。東洋医学の考えだと『腎』が徐々に弱くなることにより、加齢の現象が起こると言われています。 『腎』は生命のチカラ(エネルギー)によく例えられます。生まれたばかりの瞬間、腎のチカラはマックスなので、2歳や3歳であっても、チカラは下降します。そしてゼロになると、生命の旅立ち、となります。 なので『腎』のグループに属する腎臓、膀胱、耳、毛、骨などが比較的、加齢現象が早くに起きやすいと思っています。 腎は寒さを苦手とします。

          五感を味方につけよう。

          血流を意識して、老廃物を流すようにしてみる。

          24時間を均等に割って、3時間おき。 これが腸疾患のあるぶいのごはんタイムでした。田舎移住してからは4時間程度となり、いくらか楽になりましたが、10年以上続けたルーティーンはまだまだ体に染み付いています。 あまり動かないシニアさんや寝たきりのコは、ひんやりした時間とくにマッサージをして血流をあげたほうがよいかと思います。 人のしもやけもそうですが、血流が悪くなると様々な異常が出てきてしまいます。 マッサージというのは、皮膚に『何か』を感じさせることでもいいと思うし、触

          血流を意識して、老廃物を流すようにしてみる。

          伴侶動物の痛みを知る。

          ご飯が食べられないほどだったり、痛みで起き上がれずにトイレも行けなかったり、救急車を呼ぶことも難しかったり… そんな経験のある人は、犬や猫の看病の際、少し近しい感情が持てると思う。 幸か不幸か自分はこれを2回経験しており、愛犬が悪性腫瘍の末期となったとき、常に意識してきた。「そうだ、ぶい(愛犬)はあの時の自分よりも痛いんだ」って。 動物は痛みを隠す。ギリギリまで隠そうとする。敵にやられないように、とは言うけれど、室内で平和に暮らしてきた犬や猫は違うと思ってる。 最期までふ

          伴侶動物の痛みを知る。

          それでも今日は始まる。

          愛犬ぶいがいないと、書くことがなにもない。 ぼうぜん。 それでも毎日は過ぎていくので、ずっとぶいやワンコ用に頼んでいたお灸のネットショップで、自分のものを購入しました。 ぶいが使ってたお灸のページは、まだ見れないわあ〜(泣) 自分用なんで台座灸と円皮鍼(セルフ用) ぶいがいなくなったら整形する、と周りに宣言していて。プチ整形くらいの資金をコッソリへそくりしてました。 すっかり忘れたところ、鍼灸ショップのサイトでこの円皮鍼を見つけまして。いまはぶいにお灸することもないの

          それでも今日は始まる。

          服は、わたしを防御する。

          ゆっくりと歩くぶいは、傍から見ても老犬とすぐ解る。もうすぐお迎えが来るだの、散歩で通り過ぎるだけの外野人間がうるさくて苦痛だった。 頑張って歩いている犬に、くそのような言葉を優しい口調で語りかける人達は今でも憎たらしい。 なんとかならないものかと。前々から考えていて。結果、わたしが対抗できるのは服とメイクだった。 最期の近くはさすがに自分もクタクタで、1週間風呂に入らなかったり、パジャマで散歩もあった。 だけど、それまでは必ず身なりを整えて散歩に行った。田舎だからかな

          服は、わたしを防御する。

          祖母に願いを。

          お願いおばあちゃん、ぶいを、ぶいをお空に行かせてあげてください。 もう痛みで苦しむのはつらいと思うの。 頑張らせないで、おばあちゃんのいる空に連れて行ってあげてください。 ぶいが旅立つ数日前から、他界した祖母に祈っていた。苦しい、痛い、そのためにぶいは生きているんじゃない。そう思っていた。 頑張るのはわたしで、ぶいは頑張らなくていいと、呪文のように独り言を繰り返しては泣いた。 癌の痛みは壮絶で、モルヒネも効かない体だっていうのに、数時間おきには自ら立ち、トイレを済ませ

          祖母に願いを。