B-LABOのBってなんだ
前回、いきセンで出会った藤田さんとの話を書いたのですが、そもそもB-LABOというプロジェクト/制作の名称がついたのがちょうどこのころだったような気がしたので今日はB-LABOのBってなんだってことを書きます。
課題から誕生したB-LABO
きょうげいB-LABOという名称が決まったのはたぶん去年の7月ぐらい。
B-LABOプロジェクトは元々当時代表の鳥井が自分の専攻(プロダクトデザイン専攻)で受けていた「広告とリサーチ」という選択課題で作ったものです。
課題の内容は「京都市立芸術大学の広告を作ること」
焦点を当てるものは何でもよくて、当時は学内では「芸大祭」だったり「移転」だったり、次の年に新しく再編される「デザイン科」のことだったりに興味がありました。結局「移転」のことが自分にとって一番広告したい・掘り下げたい内容だったので「芸大移転についての広告」としてきょうげいB-LABOというものを誕生させたのですが、その名称には色んな意味を込めました。
広告を作るときに必要なのは、その広告が誰に伝えたいものなのか。
B-LABOはものづくりやワークショップ(広告手段)を用いて、まだ芸大のことや移転のことを知らない人(ターゲット)に向けて移転のことを知ってもらう。課題ではそんな広告として構想プランを提案しました。
3つの意味を持たせた「B」
Bにはまず、移転の1年前から芸大生のことを知ってもらうという「Before」のBという意味を持たせました。(これはもうすぐ移転が完了してしまうので、Beyondとかに変わるのかな・・)
次に地域とつながるという意味での「Bond」。当時決めたときは適当に決めた地域とつながるという意味でしたが、今はこれが一番活動に合っている「B」の意味になりました。
最後に「Become」という意味でのB。これは地域の人が芸大生と関わりながら一緒に制作していくことで、地域の人がどんどん芸大生みたいになっていくのかなと思って付けたBでした。これは今思うと結構アバウトな意味。
designBのこと
そんなBですが、裏テーマにはdesignBという新たに再編されて誕生するデザイン科の専攻があります。
代表の僕自身はプロダクトデザイン専攻に所属していますが、今年からプロダクトデザイン専攻はdesignBという名前の専攻へと変わっています。
designBのBは「生成変化」を意味する、「Becoming」から来ているようです。
そんな新たなデザイン科のBを引用したこのプロジェクトでは、このプロジェクトが「designB」という枠組みに入っているようでその領域にとらわれず、これまでにないデザイン活動や教育、カリキュラムを専攻だけでなく僕自身の活動の中からも生み出せないか、僕にとってのBを考えてみたいと思ったことからB-LABOと名付けています。
こんないろんな思いあってのB-LABOなので、誰にもわかりにくいなんていわせません!そんなこんなで今日はおしまい!
追記:ブログってなんだか書いていると恥ずかしいもので、こんなの書いて誰が読んでくれるのだろうと思ったりしてます。
このブログ自体は先日行われたプロジェクト発表会で今のB-LABOの活動が複雑になりすぎて自分でもよくわからなくなってしまってるなという気がして、どこかで今までのことをまとめないとなと思い始めました。
誰かとのつながりの記録を残すことに意味があると思うので、忘れないうちに毎日少しずつ続けていけたらいいなと思っています。
各記事をなるべく時系列で起こったことを全部書いて今までのつながりをイメージできるようにしようと思ったのですが、今の時点でだいぶぐちゃぐちゃ。。拙い文ですが気にせず、読んでください。
読んでくださっている方、ありがとうございます(^^)
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