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想定外

今回のコロナでは想定外のことが起こったように
見える部分もあるのですが、未知のウイルスによる
過去にもスペイン風邪のような感染症はあったわけで
最近はサーズやマーズといった感染症もありました。
ただ対岸の火事のようにしか見ていなかったことが
今回の無策につながったという話も聞きました。

残念なことに歴史から学んでいなかったことが、
今回の流行の一因のように思えてなりません。
このコロナが収まったとしてもこれからも同じことが
絶えず繰り返されるのではないでしょうか。

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五角錐型のガラスのランプの笠を作るために必要な
端を一定の角度で削るためのジグを作りました。
使った材料は、木材となぜか捨てずに取ってあった
組み立て式のスチール棚の鉄製補強部品だけです。

補強部品を万力に挟み、叩いて予定の角度に曲げ、
ドリルで木材の取り付け穴を開けておきました。
木の台にガラスに合わせて薄い木材を貼り付けます。
できたものを補強部品にボルトで取り付けます。

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ガラスは5角錐のような形にするために台形に切り
ジグに止めてからダイヤのヤスリを付けたボール盤で
少しづつ動かし、おおよそ2回往復して削ります。

ここまでで一番困ったのは、一定の幅で削れるように
どのような方法で微調整したらいいかという点です。
特にガラスの両端の内側を斜めに削るのですから
右向きと左向きの2枚のジグが必要になりました。
ジグは手作りなので当然微妙な差が出てしまいます。
この差を埋めるための微調整の方法は想定外でした。

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とりあえず試行錯誤しか方法はないようなので、
なんども試しながら5枚削ることができました。

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ガラス板を削った面を上にして養生テープに並べ、
一回りするように左右を合わせみたところ
微妙に隙間を空けないと一回りできませんでした。
きれいな5角錐になるように置き直して再調整し
エポキシ接着剤を塗ってから再度貼り合わせました。

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翌日テープを剥がしてみるとしっかりと接着され
形もそれなりだったのですが、ガラスの角が
思った以上に欠けていました。
最初に角を少し削ることで欠けにくくなると思い
次は6角錐で試してみたいと思います。


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