安物買いの…
その日は時間があったので、本屋の中を何周もしていた。
「光る君へ」の関連本ばかりが目につく。
そういえば、1月にこれを買った。
読むには読みましたが、あまり興味が持てず。
『源氏物語』の現代語訳は今まで、何度か読んだことがあります。
田辺聖子版、瀬戸内寂聴版など。
斜め読みですが。
与謝野晶子版なら、青空文庫でも読めます。
ここのところ、ファーストサマーウイカさん演じる、清少納言のほうに興味が湧き、現代語訳付き『枕草子』を探すことに。
パラパラとページをめくったところ、ちくま学芸文庫のが読みやすそう。
他も当たろうと思い、岩波文庫のコーナーへ。
ありました!
しかもこっちの方が随分お安い。
ロクに中身も検めず、レジへ。
店外のソファで早速ページをめくると…
現代語訳がない…
訳なしで読める自信がない…
粗忽者の…
安物買いの…
でも、音読ぐらいはできそう
(負け惜しみ)