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「映える」から「エモい」へ

以前新聞で、
「映え」から「エモ」に
加工できないアプリが人気

という記事を読んだ。

SNSの利用者に、美意識の変化が見られ、あるアンケートによると、投稿の見栄えを良くする「映え」や「盛る」ことに飽きや疲れを感じるという回答が多かった。
加工できない写真アプリ「BeReal」というのも人気らしい。

同じような傾向はカメラファンにも見られるという。
背景のボケなどに、情緒やストーリー性を感じる「エモ」い写真に魅力を感じる若者が増えているらしい。

以上、記事の内容を簡単にまとめてみました。

カメラという精密機械のレンズを通しても、撮影者によって違う写真が撮れる。

ましてや人間の目というフィルターを通せば、同じ対象を見ても、感じ方、捉え方がまったく違うのは当たり前だ。

百人いれば百通りのものの見方があるから面白い。
人間の目と心はみんな違う。
好みや美醜の基準も違う。
だから、人間の書く文章、人間の描く絵はみんな違っていて面白い。

例えば、富士山の絵。
描き手によって色や形、それぞれに姿を変えるから見飽きることがない。
わたしは以前、夏に沼津に行き、緑の富士山を見て驚いたことがある。


tohrudcさんも、バラエティに富んだ富士山の絵を描かれています。


※日本経済新聞、2024.3.1
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