平気で嘘をつく人

世間を賑わす大谷選手の件、
被害者のはずの大谷選手まで窮地に立たされているようでとても心配だ。
あまり詳しくは知らないけれど、ネットニュースなどの見出しを見て、「ヘェ～」と思う。
また悪材料が出た。
通訳の人、学歴詐称もしていたらしい。
芋づる式にいろいろ暴かれる。

世の中に出たら学歴なんか関係ないよ、と人はいう。
果たしてそうだろか。
学歴を信頼しているからこそ、学歴詐称が後を絶たないのではないか。

随分前に『女帝』という本を読んだ。
小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑については、本を読む前から週刊誌などで知っていた。　　
悪意のある一方的な記事かも知れないけれど、外国の学校の場合、こういうことが起こりやすいのかも知れない。
小池百合子さんはカイロ大卒の才媛というプロフィールを武器にしていたから、これがもし嘘だとしたら、公的な立場の人としては非常にまずいことだと思う。　

世の中には平気で嘘をつく人がいる。

わたしの友人、Aさんの持論では、一見、人を惹きつける魅力があるけれど、実は人格に欠陥があり、倫理観がなく、善悪の判断がつかない人はサイコパスだという。

サイコパス…
わたしは小説によく出てくる愉快犯とか、シリアルキラーとかのことだと思っていたら、どうやらそれだけではないらしい。

ちょっと調べてみても、サイコパスの特徴についていろいろな記述がある。
口達者で
利己的・自己中心的
自分の非を認めない　
平然と嘘をつく
共感ができない
他人を操ろうとする
良心の欠如
刺激を求める　等等

程度の差こそあれ、この程度の人ならわたしの周りにもたくさんいる。
だからといって、彼らがサイコパスとは思えない。
少し「ヤバい人」かもしれないけれど。

何でもかんでも定義づけしたり分類したりしようとする近頃の風潮もどうかと思う。
あの人はサイコパスだから仕方ないよね、といわれても承服しかねる。

決して大谷選手の通訳の人や小池都知事がサイコパスだといっているわけではないですよ。念の為。

天使のような顔をして、悪魔的な魅力で人を惹きつけ、人に取り入ったり、操ったり、騙したり。
そんな人がいますよね。
サイコパス未満のトラブルメーカーが。