推理作家の想像力と表現力
わたしの感覚では、推理小説は文学作品の中では人気はあるものの、邪道というか、娯楽小説、通俗小説という位置づけで、一段低く見られているのではないかと思います。
わたしの読書の内訳は、間違いなく半分以上を推理小説が占めています。
小学生の頃にポプラ社の怪盗ルパンシリーズを24 巻まで読破したのをきっかけに、あかね書房の児童向けのシリーズを小学校の図書室で読み漁りました。
その後はアガサ・クリスティ、エラリー・クイーンなどの海外ミステリー、江戸川乱歩、社会派の松本清張、角川商