しきかず

新聞読むのが好きで、記事について持論をアウトプットしています。政治、経済、国際情勢、ビ…

しきかず

新聞読むのが好きで、記事について持論をアウトプットしています。政治、経済、国際情勢、ビジネス等、幅広く関心があります。 2024年は、持論構築力を磨く、株式投資を通じてビジネススキルを磨く、最新のデジタル技術をキャッチアップ、ビジネス英語に注力していきます。

最近の記事

ガザ地区の停戦案とその後どうなるか

イスラエル軍によるガザ地区での攻撃が続くなか、5/31にバイデン米大統領は、イスラエルがハマスに示した新提案を演説で公表しました。 今回の新停戦案今回の新提案では、以下のとおり3段階で進める案となります。 第一段階:6週間停戦。ガザ地区の人口密集地よりイスラエル軍が撤退      イスラエルはパレスチナ囚人釈放      ハマスは高齢者や女性の人質解放 第二段階:イスラエルはガザ地区から軍撤退      ハマスは男性兵士含む残りの人質解放 第三段階:ガザの再建 バイデン

    • JR東日本の『みどりの窓口』削減計画の凍結について考える

      先日、JR東日本が『みどりの窓口』の削減計画を、当面の間、凍結すると発表しました。今回はこの記事について考えていきたいと思います。 今回参考にした記事は以下です。 JR東日本では、2021年にチケットレス化を前提として、当時約440ヵ所ある『みどりの窓口』を2025年までに140ヵ所ほどに削減する計画を発表しました。 ちょうどコロナ過の真っ只中で旅客需要が低迷するなかで削減計画を決めた狙いは、有人窓口を削減することで固定費圧縮をすることでした。 しかし、みどりの窓口を減ら

      • 能登半島地震で公費解体が進まない問題について考える

        本日で能登半島地震が発生してから4ヵ月が経過しました。地震に関する報道が減ってきた今、能登半島の現状を伝える記事が出ていたので、現状の問題と対策について考えてみました。 現在の状況被災した建物の復興には、自治体が撤去して解体する『公費解体』が前提となりますが、現在もなかなか進んでいない状況です。 今でも解体待ちの建物が崩れ落ちてきて危険な状態となっている場所もあるようです。 問題点復興の前提となる解体になぜ時間がかかっているのか。記事によると公費解体が進まない問題点は以下

        • 楽天グループの決算を読み解く

          こんにちは。各企業の決算が発表されてから、少し時間が経ってしまいましたが、2/14に発表された『楽天グループ』の2023年12月期の連結決算がファイナンスの視点でとても勉強になりそうだったので、アウトプットしたいと思います。 2023年12月期の連結決算楽天グループの2023年12月期の連結決算(国際会計基準)は以下のとおりで、5期連続の赤字となりました。 モバイル事業が足を引っ張り、最終赤字が続いている一方で、売上収益は創業以来27期連続の増収でついに2兆円を突破しまし

        ガザ地区の停戦案とその後どうなるか

          東京メトロの上場に関する深掘り

          東京メトロが2024年夏以降の上場を目指すとの記事がありましたので、今回はこちらについて深掘りしてみたいと思います。 東京メトロとは正式名称は『東京地下鉄株式会社』で、首都圏に在住の方であればお馴染みの丸の内線や銀座線などの地下鉄を運営している企業です。 実は東京メトロは株式上場しておらず、政府が53.4%、東京都が46.6%の株主となっています。 なぜこのタイミングで上場するのか『復興財源確保法』という法律にて、政府が2027年度までに確保した売却収入を復興債の償還費用

          東京メトロの上場に関する深掘り

          積水ハウスの米住宅メーカー巨額買収に関する考察

          積水ハウスが米国の住宅メーカーM.D.C.ホールディングスを約49億ドル(約7200億円)で買収すると発表しました。 今回のM&Aが何を意味するのか、積水ハウスの米国市場への戦略や課題について考察していきたいと思います。 記事を要約すると主なポイントは以下のとおりです。 日本の住宅市場日本の住宅市場は先行きの見通しが厳しく、国土交通省によると注文住宅の23年11月の着工戸数(持ち家)は1万7789戸で、前年同月比17.3%の減少でした。 前年比でのマイナスは21年12月か

          積水ハウスの米住宅メーカー巨額買収に関する考察

          ファイナンスを学ぶとおもしろい

          最近、新聞を読んでいて、いろんな企業の売上や利益が増えたとか減ったといった情報を読んでもいまいちピンとこなかったり、「へ~そうなんだ」としか思えないことがよくありました。 そんなときにふと読んだ記事で「ファイナンスを学ぶと、企業に関わるお金の動きを字面だけ追いかけるのではなく、その背景まで想像できるようになる」と書かれており、『ファイナンス』に興味を持ちました。 そこで、まずはインプットからということで『ゼロからわかるファイナンス思考』という本を読みましたので簡単にアウト

          ファイナンスを学ぶとおもしろい

          医療DXの課題と自分が感じたこと

          本日の気になった記事。 政府が進める医療DXについて自分なりに考えてみました。 要約まずは本記事の要約です。 背景政府は医療DXを進めるために、2030年までにほぼ全ての医療機関へ電子カルテを普及させる目標を掲げています。 そもそもなぜ政府が電子カルテを広げようとしているのか。 電子カルテを導入する病院を広げることで、病院間でカルテ情報を共有できるようになり、患者は別の病院にかかるたびに同じ検査を受けなくて済むようになります。 また、救急搬送されるようなことがあった際に、

          医療DXの課題と自分が感じたこと

          AIによる農産物の需要予測サービスの事例を図解

          農産物の直売所向けにAIを活用した需要予測サービスの事例に関する記事がありましたので、図解してみました。 今回の記事はこちら。 背景現在、世界で異常気象やウクライナ危機によって、輸入に頼る食料確保のリスクが高まっている中、日本ではこの10年ちょっとで農業従事者が約4割減っています。(農業従事者の全体の約7割を65歳以上が占める) 今後の農業の担い手を増やすには、農家の収益向上が急務となっており、農家が自由に価格を決められる直売所の活性化が必要となっています。 農産物直売

          AIによる農産物の需要予測サービスの事例を図解

          英アームの米ナスダック上場の影響と今後の展望

          先日、ソフトバンクグループ傘下のアームが9月に米ナスダック市場に上場するとの記事がありました。 アームとはどんな会社なのか、これまでの経緯や今後の展望について書いていきたいと思います。 まずは記事の要約です。 記事の要約アームとはそもそもアームという会社はどんな会社なのか。 アームはイギリスのケンブリッジに本社を置く半導体設計大手の企業です。 アームの特徴は、半導体の設計図を半導体メーカーに提供し、そのライセンス費用をもらうビジネスモデルで収益を上げている点です。 つまり

          英アームの米ナスダック上場の影響と今後の展望

          はじめまして

          はじめまして。かずと申します。 最近、Twitterで新聞の要約や感想のアウトプットを始めました。 せっかくなので、長文用にnoteでもアウトプットしていきたいと思います。 noteで発信するジャンルは以下のようなものを考えています。 新聞記事の要約や感想 本で学んだことや感想 趣味 noteを通じて、頭の中を整理しながら、楽しくアウトプットしていけたらと思います。

          はじめまして