№6069:独立起業して「スムーズにうまくいく人」と「苦戦する人」の違い
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、社内の上司等に「独立起業したいです」と相談(告白?)すると、高い確率で言われるのが「独立起業などせず社内でやったらいいじゃないか」です。
日本の会社は保守的です。
いまだ独立起業を推進するような文化はありません。
かつ、経営者自身がサラリーマンの延長のような人が大半です。
経営者や上司からすれば「無理をすることはない」とか「心配だ」といった親心が多少はあるのでしょうが、いずれにせよ「賛成していない」ということには変わりありません。
そんな「賛成していない人たち」が経営者だったり、上司だったりする会社の社内でやったところで「しょぼい新規事業」になるに決まっています。
「社内で守られながらやる」のと「自分で独立起業してやる」のでは志から決定スピードから行動量から・・何から何までが違います。
これが実績の差、結果の差になっていくことに説明は要らないでしょう。
事業というのは退路を断たないとうまくいきません。
「本気」じゃないとうまくいきません。
当たり前のことだと思います。
こんな状態でやったとしても、そのうち「もっと自由にやらせてくれ」という現場と「社内のルールに準じろ」という管理側で対立が起こるようになります。
そもそも本気じゃないんだから、心地よくやれるのは最初だけです。
そして「結果が出ていないじゃないか」と責められるようになります。
で、「これでは事業はストップだな」で終わりです。
そもそも会社として主体的にやろうとしていないんですから。
言われたことに対して「それなら社内でやったらどうか」とか言っている。
社内ベンチャーだって大半がうまくいかないのに、こんな「なし崩し的な新規事業」がうまくいくはずがありません。
結果、めでたく独立起業してもスムーズにうまくいく人と、苦戦する人がいます。
多くの人を見てきて、ここには一定の傾向があります。
ここでは2つ挙げますが、1つは「サラリーマン時代のマインドと決別できるか」です。
「サラリーマン時代のマインド=依存心」です。
どこかで何かに依存している。
物事を損得で捉えてしまう。
思い切った投資ができない。
こういう人はうまくいくまでに時間がかかります。
2つは「サラリーマン時代の実績と決別できるか」です。
これは「自分はこうやってきた」とか「過去にこういう実績がある」といった自尊心です。
が、はっきり言って、サラリーマン時代の実績など「くその役にも立たない」と思った方がいいでしょう。
この「くその役にも立たない自尊心」を捨て去らない限り、うまくいきません。
その最大の理由は「まわりの人が協力しようと思わないから」です。
独立起業して結果が出ない人には必ず理由があります。
社内を飛び出して成功に向かうには「きちんとした心構え」が不可欠です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?