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雑記20220925 オホーツク網走マラソンと走り抜いた男たちのアコースティックライブ

おはようございます。

9月25日。前日までの雨模様も一転して突き抜けるような青空。
実は数年単位で計画していた、網走でのアコースティックライブとフルマラソンのセット。ついに当日を迎えました。

午前4時過ぎに起きて5時過ぎから朝ご飯を食べ始めます。
スタートが8時45分だからおよそ3時間半前。せめて3時間前には固形物は食べてしまっていたい。胃の中に消化してないものを残したくないから。

前日、盛岡から大移動だった徳一はものすごい寝息立てて寝てました。笑
移動って何気にものすごい体力を使いますよね。

うどん屋さんの出汁で作ってもらっただし巻き卵、しじみのお味噌汁、盛岡のお米、そしてお餅。
梅干しもばかうまだったです。
OS-1は僕からみんなへプレゼント。これで脱水症状予防。


いろいろと準備をしながら午前7時過ぎに会場へ。

気持ちの良すぎる晴天。
予想最高気温は22℃でフル走るにはちょっと暑いコンディション。
スタート地点は網走刑務所の正門前。
なんだか映画のようなところに来たな、感がありました。


補給物を携帯したり、着替えたり、全身にワセリンを塗ったり。
ワセリン塗らないと長い時間走るのでワキや股や乳首が擦れて大変なことになるのです。ちなみに徳一はワセリンの塗りが甘かったせいか、ある部分が大変なことになってました。笑


anky a.k.a うどん屋の店主


村松徳一。
彼の乳首は現在使い物になりません。用途もありませんが・・・。


謎のポージングをする著者。


スタートブロックが別々だったのでここでお互いの健闘を祈りつつそれぞれのブロックへ。僕は申し込み当初は3時間30分目安で考えていたのでぼちぼち前の方のブロックでした。夏にコロ助になったりして体力もゼロからリスタート、走り込みも中途半端だったため今回は目標をぐんと下げて、景色を見ながら安全運転でフルを味わい尽くす作戦に。

スマホを持って走ったりしないので景色の写真は撮れていないけど、オホーツク・網走の風景をこれでもかと堪能しました。能取岬はすごかった!
突き抜ける空の青と、どこまでも続く水平線。思わず「うわぁ・・・!」と声が出たほど。

途中で私設エイドで飲んだコーラが凄まじく美味かった!
たぶん、世界で一番美味いコーラはフルマラソンの30km過ぎで飲むコーラです。
あとは、エイドでいつもはご当地名物的な食べ物に目もくれずひたすら走り続けてるんですが、昨日はファンラン(つまり楽しむメイン、記録はその次)って気概でスタートしたので、全部食べてやろうと思ってました。特にあばしり和牛は完全にロックオンしてました。笑
なのだけど、走り出したらなかなか固形物を走りながら食べる癖とか経験がなくて、結局何も取らず。笑 蟹汁とかシャインマスカットとかいろいろあったんだけどなぁ。走るとまた違うスイッチがあるのかなぁ。


35km越えてからは余裕も全然なくなって、足を踏み込むと攣りそうになったりするので、その絶妙な痙攣ラインを踏み越えないように気をつけつつ最後の上り下りを走り抜けます。

そして、最後は大曲湖畔園地に入ってきてぐるっと周り、ラスト500mの直線は見渡す限りのひまわり畑!なんとも幻想的なゴールでした。

ほぼほぼ予定通りのペースでフィニッシュ!

その後、他のみんなの現在地をアプリでチェックしているとだいぶまだゴールまで時間がありそうなので一足早く戻ってきてお風呂とお昼ご飯。
きっと泣きそうな顔か般若のような顔でそろそろあの地獄の35kmからの坂を上るんだろなと想像しながらしばしの休憩時間。


ぶっちゃけ、僕も含めてこのフルマラソンに向けてみんな思うようにいかず、けっこうな不安と共にスタートしてました。最悪全員途中棄権になってしまうかもなぁなんて思ってたんです。

その時はもうライブの冒頭で土下座からはじまるかと。笑
タイトルの副題が「走り抜いた男たち」ですから。

でも徳一もankyも苦しみながら無事完走。
タイムとかってよりも、走り切るっていう完遂することの達成感と高揚感。
足とか身体全身バキバキに痛いところだらけなんだけど、
でもすごいいい表情してました。


よく、「走るのとかって楽しいの?しんどいだけじゃないの?」とかって聞かれること多いです。

しんどいけど気持ち良い。身体動かすってそういうこと。
で、できないができるようになっていくのも楽しい。
ランニングなんてペースはそれぞれでいい。
で、距離もタイムも数値化できるから目標もわかりやすい。

あとは本当に達成感と高揚感。
疲れてきてしんどくなってきたら動きも心もどんどんシンプルになっていきます。
そこで感じる人の温かさだったり、景色の美しさだったり、ものの美味しさだったり。
僕は個人的に我武者羅な姿の美しさも好きですが、

「走るのって楽しいの?」っていう問いのちょうどいい答えは
「走ってみたらわかるかもよ。んで、走ってみなきゃわかんない。」
ということなのかも。


どうですか?走りたくなってきましたか?笑


そして、一応こちらがメインイベント(そりゃそうだ)。
夜はうどん屋さんでアコースティックライブ。

anky a.k.a うどん屋店主が地元網走に帰りうどん屋を継ぐという話を聞いてから、僕も勝手にいろいろと入れ知恵も含めてずっと話してきました。こんなことできるんじゃないか、それなら手探りで手作りで作っていってしまおうじゃないか、と。

彼のソロのミニアルバムを作って最初にうどん屋さんでライブをやった時の話もすごく印象的に残っていて、僕も勝手に関係者の気持ちになってました。笑

そして昨日の夜に続きます。
今度は網走に外からゲストを呼んでのライブ。
マラソンとセットにしちゃおうぜって言ってたのは実は去年でした。去年の大会は残念ながら中止になってしまったので、1年後ろ倒し。確かに去年はもっと動きが見えない時期でした。だから今年開催できたことは2年分の気持ちもありました。


満員御礼の会場。はじめまして。ありがとうございました。
いつも通り唄ってるように見えますが、ずっと足が痛いんですよ。


最後に3人で。
バックドロップのように飾られているフィニッシャータオル。
土下座からはじまらなくてよかった。笑


前日入りして、うどん屋さんのお手伝いをしたりもして勝手に楽しませてもらったんですが、店主の表情を見たり、お店に来る人たちを見て、ちゃんと浸透していってるんだなってすごい伝わってきました。きっとこれからもっっと愛されるうどん屋さんになるんだと思います。
そしてうどんと同じようにここで開かれるアコースティックライブもこれから回を重ねていって、いろんな人が演奏しにきて、さらには次の世代のきっかけと出会えるかもしれない。そんなことを勝手にイメージしてます。実行していくのは彼なんですけどね。笑


走り抜いた男たち。


徳一も含めて、出会ったのは盛岡の街で、でもみんないろいろあって東京で再会して、そして網走で唄った(走りも)日。
けっこうな厚みで背景に何層ものストーリーがあります。

また網走にもやってきたいです。これきっかけで道東エリアも他の街にも唄いに行けたりしたいなぁ。あと、うどん屋で1週間くらい住み込みでバイトに来ようかな。


来年もまた9月下旬に行われるであろうマラソン大会に併せて、今回のvol.2やるかな?どうかな?
お客さんも一緒に走っちゃいます??
チケット料金にフィニッシャー割とかで500円バックとかどうすか、店主さん?


な、感じです。
なんだかだいぶ長くなりました。


今日は網走の温泉に出汁が出るまで浸かってから夜の便で東京に帰ります。

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