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MSX - 懐かしのゲームとお手軽プログラミング

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究極の 8ビットPC として登場した MSX ですが、時代が進むにつれ MSX2、MSX2+ と規格が進歩して、それぞれの規格に対応した PC が日本だけではなく、世界中で売られ… もっと読む
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MSX - 懐かしのゲームとお手軽プログラミング

レトロPCについて書いていたのですが、この中で MSX に関する記事が増えてきたので、独立した…

kzn
1年前
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三菱電気のMSX ML-8000/F110/F120/120D

三菱電機が発売したパソコンについては、MULTI16やMULTI8について書いてきましたが、なかなか…

kzn
1日前
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バンク切り替えのあれこれ、MSXのメモリマッパー

パソコンで使われているメモリという部品は、あればあるほど嬉しいもので、いつだって不足気味…

kzn
3週間前
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東芝のMSX HX-10/20/21/22

東芝のパソコンについては PASOPIA - 東芝の参入 PASOPIA7 - 東芝の悩み あたりに書いたの…

kzn
1か月前
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キヤノンのMSX - V-10/V-20

MSXのハードウェアも、まだまだ取り上げきれていないのですが、実に多くのメーカーが参入しま…

kzn
3か月前
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ビクターってMSX出していたんだ

今でも音響機器メーカーとして知られているビクターですが、その昔は家庭用ビデオの代名詞でも…

kzn
3か月前
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SANYO MSX - Wavy と仲間たち

今はパナソニックになってしまった三洋電機のPCについては SANYOも頑張っていた - PHCシリーズ に書いたのですが、なかなかの迷走ぶりでMSXが決まると、コレ幸いと一気に参入してきました。型番はMPCで始まりますが、愛称としてWavyが与えられ、これに続いて型番(Wavy10など)で呼んでいることもあるようです。 最初にリリースしたのがMPC-10で、スロットこそ1つしかありませんでしたが、32KのRAMを搭載し、約7.5万円とど真ん中を狙ってきました。面白いのは

日立のMSX参入 - MB-H1/H1E/H2

1980年にベーシックマスターレベル3(MB-6890)[約30万円]をリリースして以来、スペックとして…

kzn
5か月前
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MSX2+の画面モード - YJK自然画モード

時間を見つけてはMSX0をアレコレいじっているのですが、そういえば実機を持っていたのはVRAM12…

kzn
5か月前
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FM-X 富士通もMSXに参入した真意は如何に

MSX、特に最初の規格で発売された機種たちには、いろいろな思惑が渦巻いていました。とりあえ…

kzn
6か月前
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MSX0を使ってみる

とりあえずの話は、 ようやく到着したMSX0 に書いたのですが、ようやくドキュメントを読んで…

kzn
6か月前
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ようやく到着したMSX0

MakerFaireTOKYO2023準備で忙しいさなか、ようやくクラファンで申し込んでいたMSX0が到着しま…

kzn
7か月前
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YAMAHAの初代MSX機たち - YIS-303/503 と CX-5/5F

懐かしいMSX機をいくつか紹介してきましたが、元祖MSXの時代はあまり興味を持てる機種が無くて…

kzn
8か月前
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MSX-DOS - 実はCP/Mのプログラムが走ったんです

MSXもMSX2に進化した時代には、もうフロッピーディスクの時代が来ていました。規格を検討していた時代は、まだ3.5インチはあまり出回っておらず、5インチもサポートするかどうか議論されたようですが、結局3.5インチ2DDを基本とするように落ち着いたようです。当初はFDDを内蔵している機種も無かったので、ROMカセットにBDOSと呼ばれるシステムコールの入ったルーチンを用意して、ここに外付けFDDを接続していたようですね。 さて物理的に接続できるようになったとしても、ソフトウ