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人に頼れないと人生ハードモード

皆さんこんにちは。理学療法士の竹中かずしです。

皆さんは普段人に頼ることをしていますか?
仕事、バイト、家事、育児、遊びの計画などなど。様々な場面で人にお願いをする場面があると思いますが、上手に頼っていますか?

これが出来なくて一人で抱え込むものが多くなるとキャパオーバーになってしまいます。



例えば、家事。ゴミ出し、掃除、洗濯、朝食の準備、食器洗いなどパッと思いつくだけでもこれだけあります。

家族4人いるのに、これを一人でやろうとすると本当に大変でいつの間にか自分の大切な時間がなくなってしまうなんてことがあるかと思います。



今回はそのような一人で抱え込んでしまう人が、誰かに頼るためにはどうしたら良いかをまとめていきたいと思います。

ではいきます!




なぜ人に頼ることが出来ないのか

人に頼れない原因の一つは思い込みです。

「頼むよりも自分でやった方が早い。」
「仕事を任せても結局やってない。」
「相手に頼むのは気が引ける。」

誰かに仕事を頼むときにこのように思って、頼めないことがあるかと思います。

でもそう思っているのは事実ですか?それとも思い込みですか?



例えば、仕事の書類。
自分の仕事では、毎月リハビリテーションの計画書を作成します。
これは、患者さんに提供するリハビリテーションはこのような計画を立てて進めますということを説明するための書類です。


この計画書の作成を後輩に依頼したとき、やってなかった場合や抜け漏れがあった時どう思いますか?


「あー、頼んだのにまたやってない。結局自分で終わらせた方が早いわ。頼んで確認する方が疲れる。」
こんなふうに自分は以前思っていました。



でも、これをやっていたら時間がどんどんなくなるんですよね。
一人で仕事を抱えて残業が増える。
結果、他の肝心なことを考える余裕がなくなっていく。そんな状態でした。


結局自分がやった方が早いってのは思い込みでした。
きちんと依頼して周りと協力しながら行った方が長期的にみて早いです。





依頼の仕方で実行率は変わる

では、なぜ依頼しても実行してくれないのか。
それは、ゴールが曖昧であることが原因です。


例えば以前私は、こんな感じで依頼していました。

自分「Aさんの書類お願いしてもいい?」
後輩「分かりました。やっておきます。」


これでは、ゴールが曖昧すぎます。

まず期限が明確でないこと
これでは、自分が書類の作成を終えていて欲しいときが相手に伝わりません。

その結果、書類作成が終わったか確認した際に、まだやってないから自分がやらないといけないとなります。


期限を伝えるなんてめちゃめちゃ基本的なことです。
しかし、忙しいと意外と見落としてしまうんですよね。




そしてもう一つのポイントは、何をどこまでやっておいて欲しいのか明確でないことです。


書類を初めから全て記載して印刷するところまで行って欲しいのか。
それとも、部分的に記載しておいて欲しいのか。


このようにどこまでやればゴールなのか。その前提条件をお互いに揃えないと依頼したことは自分の求めているレベルで実行してくれません。

前提条件を揃えないまま依頼して、またやってくれなかったと思ってもそれは後輩のせいではなく、依頼した自分の責任です。



また、前提条件を揃えるというのは自分が依頼を聞く際にも必要な思考です。

というのも、仕事に慣れてくると
「これやっといて。」
というように簡潔に依頼が来ることがあります。



その際に自分がこの依頼のゴールは何をどこまでやることなのか。
そしていつまでに終えていれば良いのか。

この二つを曖昧にしたまま依頼を受けると自分が痛い目に遭います。



お互いに悪気はないけれど、事故になってしまう。これを未然に防ぐために上記の二つのポイントは確実に実行しておいた方が良いなと思います。






人に頼ることで全体の生産性が上がる

仕事でも家庭でも遊びでも日本人は人に頼ることが苦手であるのかと思います。

なぜなら幼少の頃から、周りの人には迷惑をかけてはいけないという教育文化があるためです。


しかし、周りの人に迷惑を書けないなんて無理です。
今の生活でも自分の身近にあるもので自分で作ったもなんてどれだけありますか?

ほとんど無いと思います。
私たちは、他人が作ったものを受け取って生活しているわけです。

つまり人に頼らない、迷惑を書けないなんて出来ません。




では、どうするのか。
自分が得意な部分で相手のためになることをやる。そして、お互いに得意なことを持ち寄って補い合えば良いと思います。



というか、社会をみるとすでにそうなっています。
料理が得意な人が飲食店をしているし、髪を切るのが得意な人が美容室をしているし、体のことが詳しい人が医療者として働いています。


だから、自分よりも他の誰かに頼んだ方がいいと思えば、頼ってみましょう。
その分、自分が得意な面や頑張れる部分で補えばいいのです。


自分で全部やろうとするなんてしなくていい。
意外と助けてくれる人は周りにいます。

もし自分の周りにはいないと感じるようであれば、視野を広げてみましょう。
助けて欲しいと声をあげましょう。

必ず力になってくれる人がいるはずです。


自分もまだまだ人に頼ることは苦手です。
弱さを見せることもなかなか出来ません。

ただ、ちょっとずつでも今よりもいい自分になりたいと思います。
この記事が少しでも、読んでくださる皆さんの前に進む力になれば幸いです。





今回もここまで読んで下さってありがとうございました。
少しでも日々の仕事や生活に役に立てば幸いです。


ではまた!


#竹中かずし #学んだことシリーズ #日記 #理学療法士

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