【詩のようなもの】ピアノ

ピアノを弾く時
私は楽譜を見つめ
鍵盤を指先が踊る
そこには奏でる音があり
そこには奏でる音しか無い
誰が立ち止まり
誰が聴いているのか
私は分からない
それでも いつも心の中には
あなたがいてくれて
私のすぐ後ろで
静かに聴いてくれている
私がピアノに向かう時
あなたは空から舞い降りて来て
スッと後ろに降り立ち
心を落ち着かせてくれる
弾き終わると大きな歓声と拍手
そして  あなたはまた笑顔で
空に帰って行く
『ありがとう  またね』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?