【詩のようなもの】私

私の中にある
無数の私たち
不貞を楽しむ私
処女のままの私
幼女のままの私
年老いて死を待つ私
社交的な私
自堕落な私
無数の私たちが心に入り込む
『あなたは誰?
どんな私なの?』
心が徐々に染まり始め
数多くの言葉が溢れ出て
それを紡いでゆく
そして1人の私の詩が生まれる
もう数え切れないほど繰り返し
もうありのままの私は消え去り
経験の無い人生を経験した私が
心に入り込む
ありのままと思う私がここに居る

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