見出し画像

MICHAEL KENNAさん 「JAPAN」 代官山ヒルサイド・フォーラムにて5/5まで

少々雨模様のゴールデンウィーク初日。
朝、雨後の清々しい緑の匂いに満たされた明治神宮の御苑に伺い、心を解きほぐし。

会期の終了が迫っている高木由利子さんの写真展を堪能した後。

極力人混みを避けたルートを選びつつふらふらと散策し代官山ヒルサイド・フォーラムへ。こちらも楽しみにしていたマイケル・ケンナさんの写真展を訪れました。その名も「JAPAN」。

ヒルサイド・フォーラムという空間もゆったりしていて魅力的です。
従来より日本の主に北海道の写真をよく撮られていて存じ上げているマイケル・ケンナさん。今回、JAPANと題された展覧会は、前半は奈良や京都の鳥居などの写真から始まり、各地の瑞々しい霧の中や雪の美しい自然の写真に、そして北海道の雪景色へと移っていきます。

私自身が故郷の京都や、山や森で惹かれる情景が、美しい写真とプリントで表現されており、心静かに作品世界に同化することができるようです。

ある意味、絵画であれば東山魁夷さんの作品のように、私のような素人にとって分かりやすく、親しみやすい美しい世界がそこに表現されており、心地よい安心感のようなものを感じます。

その心地よさの余韻の中、既に自宅の本や写真集の保管スペースが溢れかえっているのに、美しい装丁と印刷にも惹かれて写真集を買ってしまう事故も。。

仕事の合間や自宅で過ごす週末などに開いて、この穏やかな優しい空間に親しみたいと思います。


その後は恵比寿から日比谷線に乗ってエプソンスクエア丸の内へ
山と渓谷フォトコンテストの入賞者の写真展へ。最優秀賞の圧倒的な利尻岳の作品の前で呆然と見入っていました。

魅力的な写真展を3軒もはしごするという、濃厚な一日となりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?