見出し画像

今年もMOMATで吉野の花見

毎年恒例にしている東京国立近代美術館での吉野の花見。彼岸入りした麗らかな陽気の下、訪れてきました。毎年恒例の「春まつり」は4月7日まで開催。
何度かnoteに書いているので簡単に。

お気に入りの菊池芳文さん作「小雨ふる吉野」。例年は3階の奥の広々としたスペースで展示されているのですが、今年は4階のやや狭いスペースでの展示で少し残念。それでも作品の前に簡単ですが座れるスペースが用意されていたので、しばし吉野の少し肌寒いような締まった霊気に満ちた空間を心に再現して、作品世界に没入していました。

この作品は私にとって春には欠かせない。

いつも吉野の桜が咲いている場所は今年はこんな感じでした。

例年は左奥に「小雨ふる吉野」が展示されて、この前のスペースで作品に浸ることができます

パウル・クレーさんの「花ひらく木の抽象」が展示されるのも春まつりの恒例でしょうか。

パウル・クレーさん作「花ひらく木の抽象」

その他、花ひらく春らしい作品もいくつか。

ピエール・ボナールさん作「プロヴァンス風景」
牛島憲之さん作「立秋」。。ん?立秋??
川合玉堂さん作「行く春」
奥多摩に山桜の花びらが舞うのはまだ少し先かな?
いつもの見晴らしの良い部屋でしばし読書

MOMATで花見を楽しんだ後は、少し北の丸公園を散策

北の丸公園の落ち椿

戻って桜を少し愛でつつ

北爪橋門から江戸城本丸(皇居東御苑)を抜けて

高層ビルの谷間を抜けて。

日比谷線に乗って恵比寿へ移動。
昨日にオペラシティアートギャラリーのショップで教えて頂いたエレナ・トゥタッチコワさんの個展を観にPOSTへ。

貼られた山歩きの散文を読みつつ、その世界観に勝手に共感しつつ空気感を愉しみました。

足首の古傷が疼くので登山もサイクリングも控えたのに、光に誘われて下界を歩き回ってしまって、アイシングをしながらこれを書いているのはご愛嬌。
少し気だるげな、穏やかで心地よい休日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?