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芸術に触れる

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記事一覧

星野 富弘氏作 「山笑う」 富弘美術館 笑う山々の余韻と共に春の花々と言葉を心に

星野富弘氏の、穏やかでありながら深みのある言葉の添えられた花の絵。これらの作品は群馬県の…

Kazuo Yoshida
6日前
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MICHAEL KENNAさん 「JAPAN」 代官山ヒルサイド・フォーラムにて5/5まで

少々雨模様のゴールデンウィーク初日。 朝、雨後の清々しい緑の匂いに満たされた明治神宮の御…

Kazuo Yoshida
3週間前
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高木由利子さんの写真展 カオスコスモス 弍 -桜- GYRE GALLERYで4/29まで

GYRE GALLERYで開催されている高木由利子氏の「カオスコスモス 弍 -桜-」へ。タイトル通りに…

Kazuo Yoshida
3週間前
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福田平八郎さん 没後50年展覧会 大阪中之島美術館 対象を引き出す色彩と表現

帰郷の際のnote第三弾(?)。 今回の帰郷で楽しみにしていたミッションの最後、福田平八郎さん…

Kazuo Yoshida
1か月前
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KYOTO GRAPHIE そして KG+ 2024

定期的に郷里の京都には帰っていますが、亡父の命日にあわせて帰郷する4月は、楽しみにしてい…

Kazuo Yoshida
1か月前
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今年もMOMATで吉野の花見

毎年恒例にしている東京国立近代美術館での吉野の花見。彼岸入りした麗らかな陽気の下、訪れて…

Kazuo Yoshida
2か月前
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柔らかに通り抜ける光を愛でに 「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」 - 東京オペラシティアートギャラリー

1月17日から3月24日までという長い会期の中でいつか行こうと思いつつ、さほど優先度を上げずにいた展覧会。そうこうしている内に、会期の終了が近づいてきました。足首の古傷が鈍い痛みを発して登山も自転車も控えた土曜日、東京オペラシティに赴きました。 気にはなりつつもそれほど大きな期待は抱いていなかった(ごめんなさい)本展覧会、予想以上に心に柔らかで穏やかな心地よさを感じさせてくれる素敵なものでした。優しい余韻が今も残っています。 元々は、アートブックを作るために生み出された、ガ

野川かさねさん 「Perspective」 - and wander OUTDOOR GALLERY

週の初めから続く梅雨のような雨模様の続き、天皇誕生日の金曜日の今日は楽しみにしていた野川…

Kazuo Yoshida
2か月前
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川内倫子さん Tomorrow is another day - MA2 Gallery

先日に同じく川内倫子さんの展覧会を鑑賞したnoteを書きました。 その際に同じ恵比寿で駅の反…

Kazuo Yoshida
3か月前
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川内倫子さんの写真展 「いまここ」 - 恵比寿POST

川内倫子さんの作品には、数年前に東京オペラシティ アートギャラリーでの大規模個展で初めて…

Kazuo Yoshida
3か月前
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映画「PERFECT DAYS」を鑑賞して

先日、noteでDONATA WENDERSさんの「KOMOREBI DREAMS」を鑑賞した感想を書きました。 そのnot…

Kazuo Yoshida
3か月前
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「本阿弥光悦の大宇宙」 - 東京国立博物館

正月一月二日に恒例の松林図屏風詣をした際、書き留めたnoteの宣言通り、東京国立博物館で開催…

Kazuo Yoshida
3か月前
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写真と映像に耽溺する週末 ー Sho Shibataさんの「春待ち」 そしてDONATA WENDERS…

午後から雨模様の土曜日。 かねてより楽しみにしていたSho Shibataさんの写真展を愛でに銀座の…

Kazuo Yoshida
4か月前
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新年を寿ぐ松林

皆様 新年明けましておめでとうございます。 新年2日目の今日は、毎年楽しみにしている長谷川等伯さん作の「松林図屏風」を愛でに東京国立博物館を訪れておりました。 毎年、年始に国宝室での展示がされます。 毎年訪れているので、昨年のnoteでも書いていますね。恒例といえば聞こえが良いですが、ワンパターンとも言えます。。 やはり、この作品に臨むと、静やかで吸い込まれるような松林の空間に、ざわついた心が凪いで穏やかになるように思います。何度見ても素晴らしい。 長谷川等伯さんは能登