好きなゲームの話 ~ファイナルファンタジー零式 編~

 こんがお!

 どうも、苗輪和音です!


 つい先日、某テレビ局が「現在『ゲーム総選挙』なる番組を企画しているのでアンケートにあなたの好きなゲームを5つ記入してください!」的なツイートしているのを見て、こう思った訳です。

 「いや好きなゲームを5つだけ選ぶって、無理じゃない?」と。

 だってそうじゃないですか?例えばポケモンしかやってない人でも「ポケモンBW」→「ポケモンBW2」→「ポケモンXY」→「ポケモンSM」→「ポケモン剣盾」のナンバリングをやるだけで5つなんですよ?例えばここに「ポケモンΩRαS」が入ってくるだけでもう6つになるんですよ?

 じゃあもう不可能よ。こちとら物心つく前からゲームやってんですよ。少し年の離れた兄などがいたらそうなるでしょ。ゲームボーイアドバンスと同じくらいワンダースワンやってたしゲームキューブやったりPS2とか初代PSとかセガサターンとかスーファミとかやってたんですよ。もう5つだけ選ぶって不可能ですよ。やってないゲームハードはXBOXシリーズとかPCエンジンとかメガドライブとかドリームキャストとかネオジオとかNINTENDO64とか……まあ、いっぱいありますけど!

 とにかく、選べないんですよ。

 だから、不定期でnoteに好きなゲームの話をつらつらと書いていこうと思います。

 記念すべき初回は「ファイナルファンタジー零式」の話です!


 ファイナルファンタジー零式の話

 そもそも「『ファイナルファンタジー零式』ってなに?」という方向けに簡単な説明をさせていただきますと、朱雀・青龍・玄武・白虎の4大国が絶妙な均衡を保っているきな臭い世界で朱雀の学生兵として均衡をぶっ壊して世界を支配しようとする敵と戦っていく……というものです。

 詳しい事は公式サイトやwikiなどを参照していただきたく!


 という訳で、このゲームの好きな所、お話しします。

・バトルが楽しい!

 このゲーム、プレイアブルキャラ(プレイヤーが実際に操作できるキャラの事)が14人います

 というのもこのゲーム、誰か1人を主人公として展開するストーリーではなく「0組(クラスゼロ)」という少数精鋭の学生部隊全体を主人公として進行していくストーリーだからなんです。

 しかも14人全員キャラが違うのはもちろんの事、使用武器なども違います。

 こういう感じです。

プレイアブルキャラ一覧
キャラ名(担当声優名):武器種
●エース(梶裕貴):カード
●デュース(花澤香菜):笛
●トレイ(中村悠一):弓
●ケイト(茅原実里):魔装銃
●シンク(豊崎愛生):メイス
●サイス(沢城みゆき):大鎌
●セブン(青木まゆこ):鞭剣
●エイト(入野自由):拳
●ナイン(小野大輔):槍
●ジャック(鈴村健一):刀
●クイーン(小清水亜美):ソード
●キング(杉田智和):二丁拳銃
●マキナ・クナギリ(神谷浩史):レイピア
●レム・トキミヤ(白石涼子):ダガー

 ね。7割くらい近接武器なのは触れないでください。割とプレイヤーも思ってます。

 そして戦闘は基本的に三人一組のチームで行い、使用中のキャラ以外の二名が倒されていなければ戦闘中でもキャラを入れ替える事が出来ます。更に特定の戦闘以外では、もし戦闘中にチームが全滅してもリザーブメンバーとして控える残りの11人から出してくる事も出来るので、要は「プレイやーが上手ければ常に残機が11機ある状態」な訳です。

 また、肝心の戦闘システムはスクエニらしさが溢れたものとなっており、『KHシリーズ』や『FF15』などに近いアクションバトルなので誰でもとっつきやすいものになっています。

 しかも「ロックオン中に敵の隙が生じた際に出現し、出現中に攻撃すると大ダメージを与えられる『ブレイクサイト』」というシステムや「ブレイクサイトの上位版で、出現中に攻撃すると敵を一撃で倒せる『キルサイト』」というシステムなどにより、戦闘中の爽快感が大きいのも特徴の一つです。

 特にエースやエイト、ジャック、クイーンなどは攻撃速度が速いので『ブレイクサイト』や『キルサイト』状態の敵に攻撃を当てやすいのでよく使ってました。

 中でも無限回避アビリティを取得したジャックはただでさえ攻撃力が高いキャラなのに凄いスピードで敵に近づいてぶった切る事が出来るんですよね。それがめちゃめちゃに楽しいのでずっとやってました。

 14人全員それぞれに長所と短所があり、なおかつそれぞれがそれぞれの短所を補い合える関係にあるのもキャラの関係性やストーリーに噛み合っていてより没入感を得られるんですよね。

 全員満遍なく使ってレベルを上げていくのが最適解なのですが、デュースだけはどう戦えばいいのかが全然分からずでレベル上げが大変でした。けど上手い人のプレイ動画観てるとデュースを使いこなして八面六臂の大活躍なので、単純に僕が下手だっただけです。だって難しいんだもんよ……

 あとは余談ですが、敵兵士との戦闘時に音出しながらプレイしてると敵兵士の断末魔があちこちから聞こえてきて辛くなります。そこリアルにする必要あった?とは思いますが、そこがある事でよりストーリーのシリアスさに拍車がかかるから仕方ないんですよね。


・豪華すぎる声優陣!

 さて、上記のプレイアブルキャラ一覧で分かる方は分かると思いますが、このゲーム、声優陣がめちゃくちゃ豪華です。

 プレイアブルキャラが全員主役級なのはもちろんの事、彼らと密接に関わるキャラクターたちの声優さんもハチャメチャに豪華です。例えば、櫻井孝宏さん、藤原啓治さん、田中敦子さん、森久保祥太郎さん、置鮎龍太郎さん、石田彰さん、野中藍さん、平野綾さん、家弓家正さん、森山周一郎さん、林原めぐみさん、水樹奈々さんなどなど……その他にも現在女優として様々なドラマや映画に引っ張りだこの松本まりかさんも声優として参加されています。

 他にももっとたくさんのビッグネームがそろい踏みしていて、キャスト一覧だけ見るとなんか30年くらい続く大人気シリーズの劇場版みたいな強さで思わず笑ってしまうんですよね。

 本作はPSPのゲームながらムービーが多数収録されているので、それらのキャストさんのシリアスな演技を余す事なく堪能できます。

 今でも中々こんなゲームないんじゃないですかね。キャラ数が多いだけでなく、それらのキャストほとんどに有名どころを起用するってのは凄いですよ。今でいうならアニメ『鬼滅の刃』みたいなもんですよ。多分。

 なのでこのゲーム、声優さんファンとかそういう人にもオススメです。PS4やXbox OneでHD版が発売されているので興味が出た方は是非!ね?

・主題歌がめっっっっっちゃ良いんよ

 本作を語る上で欠かせないのは主題歌です。

 何と言ってもこのゲームの主題歌『ゼロ』を作ったのは、あのBUMP OF CHICKENです。

 ここでも豪華なんですよ。ヤバない?

 しかもその主題歌、あまりにも出来が良すぎたたためゲーム中でその曲が流れるシーンを全部作り直して曲と合うようにしたという逸話まであります。

 実際プレイするとその作り直しも納得で、作中の重要なシーンで度々流れるこの『ゼロ』は凄く印象に残るんですよね。更に本編を一回クリアすると『ゼロ』を聴くだけで泣いてしまうくらいにこの『ファイナルファンタジー零式』にピッタリな楽曲なんです。

 本当に「この曲無くしてこのゲーム無し」なんです。




 さて、ここまで好きなゲーム『ファイナルファンタジー零式』の事を話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 実際にプレイしてくれ~~~!!!!!

 頼む~~~!!!!!

 ここまで一切ストーリーについて触れませんでしたが、これはネタバレ防止の為です。

 流石にもう10年前のゲームなのでストーリーに触れても良いのかなとは思ったりもしたのですが、「まだ10年前」でもあるし、このゲームのネタバレは未プレイユーザーにとってすれば結末を知ってから読む推理小説くらい風味が損なわれてしまうので今ここでは言いません。

 なんか需要があったらストーリーネタバレありの記事か配信でもしようと思います。

 ここまで読んでいただきありがとうございました!

 じゃ、おつがお~!


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