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今日の湖畔

サンドチェリーが満開である。

お隣のメープルツリーの若々しい緑

日中の気温は初夏の陽気だが、朝晩はまだ一桁の温度。
室内で育てている野菜の苗たちが外に出るまでもうしばらくの辛抱である。

室内プラントと野菜の苗たちで窓際が大混雑

そして
りんごの花

ようやく咲きはじめた

虫がついていないかチェックするのが毎朝の日課。

今日はボートを出すんだ。
湖畔の家の間借り人が言っている。

二年ほど前に中古ボートを買って自分でモーターをつけ、ボートトレーラーを買い、ナンバープレートをつけていた。

友達もやってきて一緒に釣りに出るらしい。
ビーチクラブにはボート牽引用のゲートがあって、ボートはそこから出し入れできる。ゲートには鍵がついていてキーを持つメンバーとその友人しか利用できない。

友人がまっすぐ~とか、ちょっと右~とか声をかけている。

いつもこのボートトレーラーでバックできる人、すごいなと思っている。まっすぐならまだしも、曲がるときどうよ・・?普通に車庫入れしたりしているし・・

湖畔の家の間借り人の友人。なんて名前だったか・・?

湖の中にもひとつふたつと係留するボートが現れ始めた。

手前で一羽のグースが別のグースを追っかけていた。
ペアリングの季節。
三角関係?

先日ビーチクラブのミーティングがあった。
私にとっては結構ハイレベルなリスニング練習である。
きっとどこのグループもそうだろうけれど
たいていなんやかんやの問題があるのだが
その話題が100%の理解というわけにいかない。
ミーティングの後に友人のリタに確認している(笑)

この日上がっていたひとつは湖畔の景観問題。
それはこの湖畔に住まないと全く考え付かなかっただろうなあ。

隣の隣に住むデビーが

私んちの前にビーチクラブが毎年ドックを取り付けるけどそれって迷惑なの。
窓からの景観が損なわれて。

そう私に言ってきたことがあった。

確かに。うちの前にドックが来てもいやだ。
しかしビーチはビーチクラブの所有。

もめごとの発端はもともとデビーと不動産会社とのやり取りに合ったのではないかと思う。
売り家が
on the lake
というのと
lake view
では違うのだ。

on the lakeは家から湖のアクセスエリアも所有。
lake viewは単に湖が見える家。

だからon the lakeで買った人は自分でドックを設けてそれこそバックドアから直接湖へアクセスできる(湖への設置にはオンタリオの?タウンの?許可がいるが)。

lake viewのデビーんちはそうではないというわけだ。

ビーチを自分勝手にはできない。
しかしドックは湖の中・・?
詳細聞き取れていないが💦
これが裁判沙汰になっているらしい。

ビーチクラブの決算に弁護士への支払いが含まれている。

やれやれ・・・。

パンデミック後に急にメンバーが増え、かつてはみんな顔見知りだったのがそう言うわけにはいかなくなってきた。
当然メンバーには色々な考えの人がいる。

ゲイトに掲げられる禁止事項看板が年々増えている。

うちはlake view

そんなこんなの人間のごたごたなど素知らぬ顔で
パートナーを見つけたらしいグースは
窓に縁どられたlake viewを横切って行く
湖を我が物顔に。

そういえば
玄関の軒下にある巣
モーニングダブが変わらずいるが・・

オスとメスがかわるがわる卵をあたてめるらしい。
いつ見上げても親鳥がいる

かれこれ3週間になるんですけど・・まだ生まれないの?

そして今日は母の日なので友人がメッセージを送ってきてくれた。
あ、一応
二人の子供の母でもあるんです、私。

仕事仲間で友人のレノアはプレゼントを持ってお茶に来てくれた。

体重を減らすために毎日食事管理をしている彼女だが

今日はお休み

そう言って私が勧めるキットカットをひとつ食べた。
キットカット・・・リクエストで日本から持ち帰った抹茶ラテ味。

平和で静かな湖畔の
一日である。


日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。