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海外のインターナショナルスクールに通うという選択について

今回は海外で生活している日本人の子どもの日本語学習について、自分の考えていることをまとめてみました。

私見や実体験に基づいた内容なので、あくまで一個人の考えとして参考にしていただけたらうれしいです。「海外在住」と書きましたが、主に今まで自分が生活圏としてきた「東南アジア」の話が中心となります。


その中でも、特に話の軸となっているのは、インターナショナルスクールについてです。最近は「親子留学」や「マレーシア留学」などの話題をたまに見かけますが、そうしたトピックに重なる部分もあると思います。


なお、一般に公開するのはやや差し障りがあると感じたため、途中からは有料記事とさせてください。(個人を特定できるような情報はありませんが)わりと「ぶっちゃけて」書いています。

【1】インターナショナルスクールに抱く過度な期待

インターナショナルスクール(以下、「インター」に省略させてください)と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

おそらく定番としては……
・英語ができるようになる
・自由なスタイル
・国際色豊かな環境
・多角的な思考力が伸びる
・最先端の教育

本当かどうかは別として、こんなイメージが世間一般に根付いているのではないでしょうか。

大前提として、インターという選択肢を批判する意図はまったくありません。「いいなぁ」「羨ましいなぁ」と率直に感じますし、インターならではの魅力がたくさんあるのも事実です。

でも、何事にも二面性はつきものです。

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