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スケッチノートを使って学校生活を振り返ってみよう

スケッチノートをノート作りに役立てる

iPadを用いることで、写真や動画をノートに貼り付けたり、様々な種類のペン先や色を使ってメモをしたノートを作ったり。ノート作りの幅を大きく広げることができるようになりました。iPadでは紙のノートを使うよりもさらに自由に、様々な形でノートを取ることができます。スケッチノートと呼ばれる一枚の紙に手書きで(絵などのスケッチを織り交ぜながら)情報をまとめていくノート作りの手法があります。

スケッチを描くように、ノートへ思考の流れを書き足していきます。

スケッチノートは、スケッチをするように絵や図表を織り交ぜながらノートを取る手法です。
例えば、スケッチを交えていきながら在学期間中の出来事を追いかけていくと、生徒達それぞれが経験してきた色々な出来事について視覚的につながりを持たせながら、一目でそれはどんなものだったのか確認することができます。

スケッチノートを様々な教科の学びに活用する

英語の授業ではスケッチノートを作る前に表現したいアイデアをメモに書き出して準備し、そのアイデアについて紹介を英文で書いてみたり、その時に感じた気持ちなどを英語でプレゼンテーションしていきます。

スケッチノートを用いて発表していくと、生徒同士でお互いのスケッチノートを見ながら、「あの時こんなことあったよね。」といった会話が弾みます。
発表していく活動を通して、生徒達同士で思い出話に花を咲かせることができると、伝えたい英語も増え、表現したい単語を考えながら自然と語彙も増えていきます。
生徒によってはひとり1分のプレゼンテーション時間じゃ全く足りなくなったり、作文についてもA4サイズの原稿用紙1枚ではおさまりきらない分量の英文を書ける生徒が段々と出てきます。
スケッチノートをただ書かせるだけではなくプレゼンテーションの内容や時間のコントロールを上手にしていきつつ、それぞれの生徒達がそれぞれの英語で十分に思い出を伝えられるような発表の場を設定していくことが大切です。
例えば、設定時間を2分にして1分間を越えて英語で話せる生徒はそのまま話し、1分で発表が終わってしまった生徒については続きを日本語で語ってみたり。質問タイムの時間を設けてみたりすると、より発展的な活動に変化していきます。

またスケッチノートの工夫したポイントなどを紹介し合うのも、他の生徒のノート作りのテクニックを真似し合うきっかけになりとても有効です。

iPadを活用したクリエィティブな学びの内容について、こちらのサイトにもまとまっています。参考にしてみてください!

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