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【なぜ、まちおこしに若者が必要だったのか?】

地域おこし協力隊として赴任した当時、地域の課題や意識調査のためイベントなど任意団体の会議に出ることが多かった。

そこには地域の重鎮と言われる方やお年を召した方が多く参加されていた。

ソトモノ・バカモノという地縁がない立場もあってコンセプトに対して明らかに合っていない提案が出ていたり、従来のやり方では将来の継続性が危ういことにツッコミを入れることが多々合った。

そこで多くの人は「いいね!」と前向きな返事は返ってくるものの何かそこで変わることはなかった。

このままでは何も街に変化を与えることなく協力隊の任期3年が終わってしまうと感じて、方向性を変えた。

それがまずは若者を集めることだった。

おそらく自分1人の若者が意見をしたところであくまで一意見として終わってしまう。

それが複数いることで若者の意見として伝わるのではないか?と考えて集めることにした。

3年かけて主に地元の若者たち集まるようになって、地域での活動にも参加してもらえるようになると地域からの目の向けられ方も変わってきた。

空き店舗が増えた商店街で空き店舗に若者が入ってほしいと言って集客に力を入れていたイベントに「まずは店舗をリノベーションしましょう!興味が沢山いる若者がいるので。」と伝えた。

すると「それを待ってたんや!」と声が返ってきた。

そこでコレはいけると確信した。

それから若者たちと色んなイベントをしていくうちに地域の団体から声をかけてもらえるようになった。

参加した若者も地域の方も楽しそうで嬉しそうだった。

それを感じられたのが何よりの喜びだった。

そして、その動きから繋がって今回のプロジェクトにつながった。

商店連合会の会長“宮本さん”から元々商店街だった場所をスタジオとしてスナップ写真を撮らないか?とお誘いを受けた。

また一つ若者と地域が繋がった瞬間だった。

こうして人生の先輩たちからは知恵やスキルを

若者たちは好奇心や行動力で何か新たなものを作ることを

することで街に新たな価値が生まれる。

それがこの先残していきたいものであればなお良いと思う。

まだまだ動き出したばかりだが、こうした動きの中で地域で守りたいものを次に繋げていくコトやモノが生まれていくことを仕掛けていきたい。

今回、声をかけてくださった宮本さんや協力してくれた若者たち、ありがとうございました‼️

若者たちはそれぞれの活動に専念し始めた。
また一緒に活動できる日が来ると信じている。

みんなで素敵な街をつくっていきたいね。

CAPPE in KASAI
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参考にさせて頂いた宮崎県日南市CAPPE
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