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中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第29回(再)

こんにちは。「ごもくやさん 生き物撮影係」の中田一真と申します。
ごもくやさんは兵庫県三田市の北摂三田ニュータウン玄関口に位置する「中央公園」を中心に、里山管理に取り組むボランティアグループ。発足は2010年11月ですから、現在13年目の活動に入っています。
私は、ごもくやさんの仲間が手入れした森で暮らす生き物たちを撮影・記録する生き物撮影係をしています。
2022年4月~2023年3月の間、三田市運動公園のホームページと三田市8公園Facebookで「中央公園♪ごもくやさん 生き物通信♪」と題し、写真と文章で旬の生き物たちを紹介しました。
残念ながら、指定管理者の交代に伴い、連載は1年で終了。サイトは閉鎖😭
この記事はネット上になんとか記録を残すべく、全56回分を再掲載するものです。せっせとアップしますので、どうぞ、ご笑覧ください😄

こんにちは。ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
久しぶりに天気の良い日が続いています。第29回は10月第2週後半から第3週に出会った中央公園のなかまたちをご紹介します。

エナガ 2022.10.10

小鳥たちが小さな群れを作り始めました。エナガ、シジュウカラ、コゲラ、メジロ。違う種類の鳥なのに、一緒に群れている場面をよく見かけます。写真の鳥はエナガ。体重8グラム。日本で二番目に小さい小鳥です。

コナラのドングリ 2022.10.6、15

先日まで木になっていたコナラのドングリ(写真左)が、バラバラと音を立てて地面に落ちる季節になりました(写真右)。公園の職員さんが道に散らばるドングリをせっせと片付けても、次から次へと落ちてきて、いたちごっこです。

キノコの森 2022.10.8,15

年がら年中、キノコは生えていますが、秋は特に目立つ気がします。中央公園の森でも様々なキノコが生えています。写真は、ヌメリツバタケ(上)、ウラベニホテイシメジ?(左中)、ニガクリタケ(左下)、チシオタケ(下右)です。

ガラス戸の蛾 2022.10.11、15

通勤時に管理棟の壁や窓ガラスに止まっている生き物をチェックしています。季節により顔ぶれが変わっていくのが面白いところ。最近出会った美麗なガを2種ご紹介します。写真上はウスキツバメエダシャク。このガを見ていると、チョウとガの境界なんて実は無いのだなと思います。写真下はオビガ。思わず撫でてみたくなるような毛並み(?)です。

命を繋ぐ虫たち 2022.10.15

秋が深まるにつれ、虫たちの季節は終わりに近づいています。虫たちは次代にバトンを渡す営みに余念がありません。連結して産卵しているのはリスアカネ(写真上)。よく見ると雌(左)が産み落とした卵が写っています。コバネイナゴ(写真下左)やオンブバッタ(写真下右)もせっせと繁殖行動に励んでいます。

(2022年10月16日公開)

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