国立公文書館’24春①
国立公文書館に行ってきました。
今回のお目当ては『憲法記念日』に合わせて特別公開されている、日本国憲法原本でした。
が、特別展も楽しかったのでこちらも載せて参ります。
日本国憲法『原本』
通常は複製が展示されております。
憲法記念日の5月3日を含む1週間程度、原本を展示しているそうです。
特別展『夢みる光源氏~公文書館で平安文学ななめ読み!』
ごあいさつ
この度は、国立公文書館令和六年春の特別展「夢みる光源氏ー公文書館で」平安文学ナナメ読み!ー」にご来場いただき、ありがとうございます。
本展では「夢」をテーマに、『源氏物語』やその注釈書を中心として平安文学に関する資料を展示します。和歌や物語には、「夢」が神仏のお告げであったり、亡き人からの伝言であったり、不思議な力を持つものとして描かれています。それは当時の信仰・文化の一つであり、これらを読むことによって平安貴族の精神世界に迫ることができます。この機会にぜひ「夢」を通して「公文書館で平安文学ナナメ読み」をお楽しみください。
本展を通じて、当館が所蔵資料を利用すに供するとともに、永久に保存し、後世へ伝えていくことを目的としていることをご理解いただくとともに、当館所蔵資料への親しみや関心を深めていただければ幸いです。
第Ⅰ章 和歌・漢詩に描かれた「夢」
Ⅰ 勅撰和歌集の「夢」
古今和歌集
後撰和歌集
Ⅱ 漢詩と朗詠の「夢」
和漢朗詠集
第Ⅱ章 物語と随筆に描かれた「夢」
Ⅰ 物語が描く「夢」
伊勢物語註絵入
住吉物語
Ⅱ 随筆が語る「夢」
枕草子
Ⅲ 『源氏物語』の「夢」
源氏物語
第Ⅳ章 『源氏物語』研究の来た道
注釈書がたくさん出るあたり、それだけ難解な書物だったんですね。
源氏物語奥入
河海抄
花鳥余情
岷江入楚
第Ⅴ章 光源氏たちの真実
Ⅰ 歴史物語が描く政変
大鏡
Ⅱ 史書に見る疫病
日本紀略
Ⅳ 日記が語る事件
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