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娘が「学校行きたくない」って言ってくれたからできたこと。

1年生の5月から小学校に行き渋り
オルタナティブスクールと学校と
少し市内の適応指導教室と
いろんな通い方をしてきた娘。

4年生になってから
休まず25日間学校に通いました。

これまでのいろいろはこちら↓

それなりに安心しながら楽しんでいたように思う。


時々

「学校行きたくないーー!!」

と朝元気にさけんでいた。
あくまで、元気に。笑

けど行くことを続けた娘。


だいぶ充電切れてきたなぁ
と思っていた最近

今日は「行きたくない」とボソっと言った。
元気でなく、ボソッと。


ついにきたか

と、正直思ってしまった。
(やはり「順調」が続いてほしいと思ってしまうもの)


そんな自分を感じたので
冷静になりたいのと
いろんな角度から見たいので
夫にも加わってもらい

娘の今の気持ちを出して整理した。

それだけで彼女はムクムク元気になった。


そして
「今日はリフレッシュ休暇にする」と。

どう過ごすの?と聞いたら
「時間割をみて自主勉する」

勉強してリフレッシュになるの?
「自分で決められるだけでリフレッシュだよ」

明日はどんなつもりでいる?
「今日休んだから明日は行けるでしょ!」

「じゃあ部屋の片付けからやるね!」
と掃除機をかけ始めた。

「おかあもリフレッシュで出かけたら?」


ちょー前向きに切り替わってる。


娘の今の気持ちをいろいろ聞ける
いい機会になった。

何が好きで
何がやりたくて
何に後ろ向きになるのか

心が発動するものも
一気にゲージが減るものも
みんなそれぞれだよなー、と改めて思う。

一人一人の心の輝きが
増し増しになるような教育、子育て
目指したいな。

と自分の想いも確かめつつ


話すってやっぱ大事だなーと思った。

「本当の」気持ち、「本当は」思ってること
を出し合うということ。


家族であっても

建前があったり
心配かけたくないとか
迷惑かけたくないとか
がんばってるって思われたいとか
嫌われたくないとか
恥ずかしいとか

家族以外であればなおのこと。


だから
本当の気持ちって実はあんまり言わない。
表現しない。

でも言わないと、自分の中で腐ってく。
変にひねくれたものが表出する。
いろんなものが滞る。

だって本当の気持ちで生きてないんだもん。


ひねくれてたり
ゆがんでいたり のまま
生きることのつらさを知ったので

まっすぐな純度の高い想いで
生きることの気持ちよさを知ったので

娘と夫と私で
そんな気持ちのやり取りができて
嬉しかった。

そんな家族でいられていることに
喜びを感じた。


娘が「行きたくない」って言ってくれたから
この嬉しい体験ができた。


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