kazuki

木や粘土などで立体作品を制作しています。また,京都市内に設置されている野外彫刻を見るフ…

kazuki

木や粘土などで立体作品を制作しています。また,京都市内に設置されている野外彫刻を見るフィールドワークを続けています。設置されている場所で感じたこと気づいたことなどを発信しています。

マガジン

  • 植物園の野外彫刻

    京都府立植物園内の野外彫刻について書いています。

  • 京都の野外彫刻フィールドワーク

    京都市内にある野外彫刻を見てまわっています。 作品について調べたこと感じたことなどを書いています。

  • ちょっとスケッチ in

    旅行先の風景などをちょっとスケッチした記録。

  • K's gallery

    グループ展や個展に出品した作品やスケッチなど自分の作品の記録。

最近の記事

野外彫刻フィールドワークワークin 横浜8⃣

元町から山下公園に向かっていくと,左手にフランス橋が見えてくる。この手前を右に登っていくと港の見える丘公園に行ける。この港の見える公園入り口に抜ける手前に小さな広場がある。この像はそこに立っている。石台には『AURORE』の文字が刻まれている。それ以外に記されたものは見つからず,この裸婦像についての情報が得られなかった。この周辺には旧フランス領事館公邸遺構やフランス橋があり,この辺りはフランス山地区と呼ばれている。AUROREはフランス語で夜明けを意味する。この裸婦像とこの地

    • 京都の野外彫刻フィールドワーク98

      『宇宙の時間』2000年  野村 仁 設置場所 : 河原町御池交差点 市役所の東南角にこの『宇宙の時間』がある。京都市の御池通シンボルロード「アート空間創生事業」のひとつとして設置された。時計塔「ゴールドリング・煌(きらめき)」と「星の誕生」から構成されている作品だ。夜にこの辺りを通ることがないので,照明や投影される映像によってどのように見えるのか,また機会があれば見に行きたいと思う。 昼間にこの辺りを何回も通っているはずだが,これらがアート作品であるとは気づかなかっ

      • 野外彫刻フィールドワークワークin 横浜7⃣

        横浜の元町は高級感のある店が多く大人っぽいところだ。その裏通りにあるお店霧笛楼の前にこの像がある。霧笛楼は1981年に開業したフレンチのレストランだ。洋菓子も販売している。作者は彫刻家の竹林昭吉です。題名は「ファニーの像」。調べてみたが霧笛楼とこのファニーの像との関係はよく分からなかった。建立の由来にかんする碑はなく,像の裏に「'88 昭吉 」のみ記されている。 目元が印象的な裸婦像で,脚を組んで低い椅子に座り,組んだ脚の上に両手を重ねている。

        • ちょっとスケッチ in チェンマイ🔟

           ちょいすみinチェンマイもそろそろ終わりに近づいて来た。今日は午前中はゆっくりして、午後からまだ行ってない寺院を巡り、夕方からはナイトマーケットに行って晩ごはんを買って帰ることにした。  チェンマイは食事は安いのだが、移動するのに結構お金がいる。ソンテウもトゥクトゥクも2年前より高くなっているように思う。円安のためか。それでも安いと言えば安いのだが、何回も乗るとそれなりにかかったりする。  チェンマイのこの時期は、昼間は40℃近い。歩いて廻るのは無理だ。現地の人も歩いている

        野外彫刻フィールドワークワークin 横浜8⃣

        マガジン

        • 植物園の野外彫刻
          2本
        • 京都の野外彫刻フィールドワーク
          80本
        • ちょっとスケッチ in
          35本
        • K's gallery
          1本

        記事

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑨

           チェンマイのナイトマーケットは何ヶ所かある。チャン・クラン通りのナイトマーケットが有名で、通りに沿ってお店がたくさん出る。また、通りから横道に入ると飲食の屋台やらライブをやっているところが何ヶ所かあり賑やかだ。  滞在している近くのメーカー運河沿いでもナイトマーケットがあるようなので夕方行くことにした。  日が沈む前だったので、これからそろそろ準備しようか、といった様子だった。まだ、店は開いていないが飲食店ののれんや呼び込み看板にやたらとひらがなやカタカナが多い。日本のよう

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑨

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜6️⃣

           横浜はいろいろな顔を持つ観光地だ。この像があるところは、みなとみらい地区。うつくしく整備され、近代的なビルが建ち、オシャレなカフェなどがある。関内や中華街、元町とはまた違った魅力的な地区だ。  横浜三井ビルゲートプラザの入り口にあるのだが、巨人が忽然と立っている印象だ。目鼻もないような顔だが、ビルの間から太陽の光を受け全身にエネルギーを蓄えているようにも見える。作品名はGrow。この街とともに成長する象徴的な像だと思う。少し視線を上げて空を見る後ろ姿がいいなぁ。周りの都市景

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜6️⃣

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑧

           今日は旧市街の東門のターペー門から街歩き。ターペー門には朝から観光客が集まっている。ここで記念写真を撮るのが定番。飛び立つ鳩と一緒に写真を撮る商売があり、記念写真を頼む観光客が多くいる。一日やれば結構な稼ぎになりそうだ。  旧市街内のタイフードでお昼を食べた後、ぶらぶらと寺院を見学していたらおじさんが日本語で声をかけてきた。奥さんが日本人で千葉にいたとか、タイボクシングを教えていた、とか。このおじさんには2年前にも会っている。そのときもおなじように話かけてきた。何が懐かしい

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑧

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜5️⃣

           中区日本大通りに新聞博物館がある。そこに「新聞少年の像」がある。この像の設置は平成16年で、制作者仙台出身の彫刻家翁朝盛(明治生まれ、1968年没)。複製第一号と記されている。もとの像は1957年制作か(詳細は不明)。  1958年ごろにいくつかの「新聞少年の像」がつくられ各地に設置されている。京都の円山公園にもある。こちらは朝倉響子の制作。山田太郎が「新聞少年」を歌ったのは1965年だ。このころは多くの青少年が新聞配達の働き手だった。この像は、そのころの新聞配達をする少年

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜5️⃣

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜4️⃣

           横浜の関内に佐藤忠良の作品がある。ここは伊勢崎町ブルースに歌われた場所。今はファミリーでショッピングも楽しめる場所になっている。しかし、飲み屋さんが多くディープなところだ。  そんなところではじめてこの「若い女」(1978年設置)を発見したときは、かなりびっくりした。この場所に何故この像があるの!?、という感じだった。さらに驚いたことがあった。この女性像のお尻に防犯カメラ作動中の黄色いステッカーが貼られていた。なんて言うこと!! 再度訪れた時にはさすがにお尻にステッカーはな

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜4️⃣

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑦

           今朝も道の向かいにあるカオマンガイが看板メニューの店に行った。すでに通勤途中の人や持ち帰りのお客さんが来ている。  今日は、オリジナル50Bとスペシャル60Bを頼んだ。スペシャルは蒸し鶏と鶏のカツにスープがついている。3種類の薬味で味変して美味しくいただいた。プラスチックのおままごとのような器にアルミのスプーンとフォークで食べるカオマンガイ、これがなかなかいいんだなぁ。  あとで検索したらチェンマイで食べたいカオマンガイの店8選のひとつだった。

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑦

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜3️⃣

           横浜駅東口のポルタに向かう通路にこの少女の像は立っている。制作者は日本を代表する彫刻家の佐藤忠良だ。モデルは孫娘だそうで、横浜の新しい玄関にふさわしい、すこやかさと爽やかさを願ってつくったと記されている。  しかし、僕にはこの像がここにあることが相応しいとは思えない。この辺りの人の流れは多く、足速に人たちが移動している。この前を何回か通っているのに見落としていた。また、壁際に置かれていることもあり、なんだか一人取り残されているようでもある。この雑踏に水着姿も似合わない。ほん

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜3️⃣

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜2️⃣

           山下公園を赤レンガ倉庫方面に歩くと海に向かって座る像に出会う。赤い靴の少女の像だ。童謡の「赤い靴履いてた…」の女の子、制作者は山本正道、設置は1979年。  この像の周りには花々が植えられきれいに整備されている。多くの人が訪れて触って行くのだろう、頭や腕、頬もつるっと輝いている。童謡の少女は悲しそうだけれど、この像は愛されているようだ。表情が優しい。

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜2️⃣

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑥

           ワロロット市場にお土産を買いに行った。昨日も行ったが、ここが一番安いので、また行くことにした。タイパンツが59Bだ。ちがう市場で買ったのは100Bだった。モン族のお土産も追加購入。店のおばちゃんもまた来たね、といった表情だった。  市場の食堂みたいなフードコートでお昼を食べ、そこからチェンマイで最大の大型ショップモールのセントラルチェンマイに行った。イオンモールのような大型ショップモールだった。3階にはスケートリンクもあるらしい。吹き抜けのセンターホールに巨大な植物が吊るさ

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑥

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜

           横浜を散歩中に野外彫刻を発見。かなりの高さがある台座に裸婦像。台座のまわりが金網で囲まれ、なかに桑の木がたくさん植えられていた。場所はシルクセンター(シルク博物)の前。作者は安田周三郎、小野ヨーコのおじいちゃんらしい。旧安田財閥一族のひとり。1969年設置とある。   横浜はかつて海外に絹を輸出する拠点港だった。シルクセンターはその歴史を展示する博物館。台座の周りの桑の木は絹をつくる蚕の好物。日本人体型の堂々とした裸婦像だ。裸婦の持っているものは絹の布。野外彫刻の裸婦像は6

          野外彫刻フィールドワーク in 横浜

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑤

           チェンマイにもマクドやスタバがある。それらを見るとなんだか親しみを感じる。店の外装も内装も見慣れた景色だ。中に入れば、ここがチェンマイなのか東京なのか、京都なのかわからない。店内には欧米系の観光客が大勢だ。しかしながらやはり、割り高だ。日本と値段は変わらない。  今朝は滞在しているところの近くのスタンドでコーヒーを飲んだ。25B。100円ぐらい。淹れたてでとても美味しい。スタバより美味しいかも。

          ちょっとスケッチ in チェンマイ⑤

          ちょっとスケッチ in チェンマイ④

           朝、近くのお店で念願のカオマンガイを食べた。前回もチェンマイに来た時、滞在している近くの地元の人が集まるところでよく食べた。2年ぶりのカオマンガイだ。少し味が違うがここも美味しかった。  朝ごはんを食べ終え、暑くなる前にワロロット市場へお土産を買いに徒歩で向かう。そこからさらにターペー門を通り、サンデーマーケットの通りを移動。さすがに暑くて疲れた。  カフェで休憩。ここは以前にも2回ほど来たことがあるところ。アカ族のコーヒーが美味しい。コーヒーを飲みながらちょっとスケッチ。

          ちょっとスケッチ in チェンマイ④