領収書の人生
カー用品チェーン「イエローハット」の創業者、鍵山秀三郎さんのことばです。
「ありがとうございます」と、今与えられていることに感謝の気持ちをもつことが、「領収書の人生」です。
一方、際限なく求めて欲しがって生きるのは、「請求書の人生」と呼ぶそうです。
確かに、もっと強くなりたい、認められたい…これが原動力となり、必死になること、前に進むことは、大事なことだと思います。もちろん、勉強すること、練習を重ねること、努力することは、素晴らしいことです。
請求書の生き方をしている人は、成功が見えるし、派手で目立ちます。
向上心や探究心は、人の成長に欠かせない大切な条件ですが、「もっと、もっと」と、度の過ぎた欲求をもっていないか、私自身も考えされられました。
誰からも注目されず、日の当たらない所で、心を込めて取り組むこと。
感謝の気持ちをもつこと、その姿は、確かに人を惹きつける魅力をもっています。領収書の人生です。
○○できたら、○○してもらう。のではなく、当たり前のことを、誠実にすること。正しいことを、こつこつと行うこと。
卒業生の皆さん。
この領収書の人生を歩んでいる人たちを、一緒に応援しませんか。私も、領収書の人生を、歩みたい、そして歩もうとしています。
ご卒業おめでとう。
【参考:鍵山秀三郎「請求書の人生と領収書の人生」 『致知2007年12月号』】
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