週刊金融日記 第29号 本当に怖い高給サラリーマンと専業主婦の離婚、日銀の追加金融緩和、目黒の本当に美味しい高級イタリアン、恋人と友だちの基準、他
// 週刊金融日記
// 2012年10月28日 第29号
// 本当に怖い高給サラリーマンと専業主婦の離婚
// 日銀の追加金融緩和
// 目黒の本当に美味しい高級イタリアン
// 恋人と友だちの基準
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
最近わけあってiPhoneをしばらくやめてDocomoのAndroid携帯を使っています。なんか長年連れ添った恋人と別れて、新しい恋人と付き合い始めて、勝手が違ってイライラしている感じです(笑)。でも、こういうのっていくら記事を読んだりしても、実際に使ってみないとよくわからないのですよね。
別にIT業界のエバンジェリスト(笑)や証券会社のアナリストでなくても、これから当分の間、世界はスマホを中心に回っていくことになると僕も思っていて、Androidを使いならがいろいろ考えているわけです。
あと、僕はテキスト・エディタは秀丸が好きなので外でメルマガとか書くときはだいたいWindowsを使っていたのですが、最近は、MacのCotEditorにも慣れてきて、Macを使うことも多くなって来ました。携帯がAndroidでラップトップはMacBookで仕事をしている今日この頃です。
この辺のデジタル・ガジェットとかクラウドの使い方も、いろいろ書いて行きたいと思います。それにしても、現代人ってスマホの使い方とか、いろいろなクラウドの使い方とか覚えているだけで日が暮れますね。
さて、今日はちょっと落ち着いた恋愛工学の論文でも書こうと思っていたのですが、読者から、緊急性の高い離婚の相談が来ましたので、改めてこの問題を最初に議論したいと思います。
1.本当に怖い高給サラリーマンと専業主婦の離婚
今週は男性読者の方から割りと緊急性の高い離婚相談を受けました。
結婚と離婚の法律論は、たとえば以下の回などでかなり詳細に解説したと思いますが、どうやらまだ理解していない読者もいるようで、僕は大変心配しております。
週刊金融日記 創刊号 ダルビッシュが経験した婚姻費用(コンピ)の恐怖
週刊金融日記 第2号 大企業のサラリーマンは全財産払っても離婚できないワケ
週刊金融日記 第3号 引退間近のスポーツ選手と結婚してもセックスフレンド以下
週刊金融日記 第6号 マーク・ザッカーバーグの計算され尽くした結婚
というか、サラリーマンの離婚の場合、財産分与とか慰謝料はあまり重要ではなく、一にも二にも婚姻費用でして、これが高給サラリーマンと専業主婦という夫婦だと、大変な金額になるんですよ。
さて、以下が今回の相談です。
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藤沢さん、
はじめまして。
メールマガジン楽しく拝見させて頂いております。
早速ですが、離婚すべきか悩んでおります
私は、都内在住、IT企業勤務、アラサーの男性です。
年収は700—750万ぐらいです。
妻(20代後半)とは田舎で出会い、付き合いも1年足らずで結婚しました。
いわゆるスピード結婚です。
去年の暮れに結婚し、その後妻は仕事を辞め上京し専業主婦をしています。
その妻から今年の5月ぐらいに離婚したいと言われました。
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