週刊金融日記 第81号 女子の小悪魔戦略がワークする理由となぜセックスは飽きるのか、決算発表がピーク、神田の老舗アンコウ鍋、女より男のほうがビジネスに向いている理由、他

// 週刊金融日記
// 2013年10月28日 第81号
// 女子の小悪魔戦略がワークする理由となぜセックスは飽きるのか
// 決算発表がピーク
// 神田の老舗アンコウ鍋
// 女より男のほうがビジネスに向いている理由
// 他

　こんにちは。藤沢数希です。
　最近は急に寒くなってきましたね。最近、いろいろ働き過ぎだったので、ちょっと福島旅行の行ってくる予定です。また、レポートするので楽しみにしていて下さい。
　それでは今週もよろしくお願いします。

１．女子の小悪魔戦略がワークする理由となぜセックスは飽きるのか

　第77号の以下の論文では、恋愛戦略をテクニカルなものとファンダメンタルなものに分類しました。

『週刊金融日記 第77号 ポスト・セックス・ピリオドにおける女子の戦略と恋愛工学の総復習』

【第77号 ファンダメンタルズとテクニカル戦略 引用】
　株式投資と同じように、恋愛もファンダメンタルズ（長期的な本源的価値）とテクニカル（短期的な心理的錯覚）な要因が、時に反対の作用をしながら複雑に絡み合うので、未来はなかなか予想できないからです。
　男性のための恋愛戦略として、こうしたファンダメンタルズとテクニカル要因が反対の作用を引き起こす例はたくさん紹介してきましたよね。
　たとえば、男のファンダメンタル・バリューはGood DadかGood Genesだというのは何度も説明してきました。
『週刊金融日記 第12号 Good Genes or Good Dad?』

　しかし、一方で、誠実で一途な様子はGood Dadの証明でもあるはずなのに、男は非モテコミットに陥ると全くモテなくなります。
『週刊金融日記 第36号 失敗を約束される非モテコミット』

　これは非モテコミットが、他の女に相手にされない質の低い男であるというようなシグナルを発したり、また、ストーキングやレイプを引き起こす危険性さえあるからです。
『週刊金融日記 第70号 愛という感情の起源』
【引用終わり】

【第77号 女子の小悪魔戦略 引用】
　男の影をチラチラさせて、「もっとちゃんと私のことを愛さないと他に取られちゃうわよ」というような行動が、男のライバル心や嫉妬心をうまい具合に刺激して、愛が深まってしまうというテクニカルな効果をときに発揮することも事実です。また、セックスを与えたり、与えなかったりといった気まぐれな行動も、やはりもっとこの女をちゃんと捕まえておかないと、と相手に思わせられるので、ときに効果を発揮します。
　これらは、先に説明した一発アウトのリスクと背中合わせのテクニックなのですが、やはりとても有効な女子の恋愛戦略ではあるのです。
　いわゆる、小悪魔戦略ですね。
『小悪魔な女になる方法—銀座ホステス作家の実践テク』蝶々
http://goo.gl/h2ARVH
【引用終わり】

　そこで今回は、このテクニカルからファンダメンタルへの切り替えに関する相談を頂いたので、それに答える形で、恋愛戦略の心理学的な側面と、男の性欲の持続期間について考察したいと思います。

===============================
—テクニカル（小悪魔）→ファンダメンタル（都合のいい女）への切り替え

第77号で相談を掲載していただいた者です。
私の相談を第77号でのテーマとして取り上げていただけたこと、大変嬉しかったです。
本当にありがとうございました。

全てにおいて大変納得のいくご説明で、何度読んでも感動しています。
ご指示のあったバックナンバーもすべて購入し、購読してまだ間もないですが、まさに総復習させていただきました。

私はこれまで、ファンダメンタルバリューを最大化させているような恋愛スタイルだったことを改めて自覚いたしました。
いわゆる、都合のいい女になり続けてきていたわけです。

私の周りの結婚した女子たちを分析すると、テクニカルタイプの子は若いうちに同年代と結婚し、ファンダメンタルズタイプの子は歳上と結婚しているか30代になって結婚している人が多い、ということも発見できました。
大変興味深いです。