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中学受験を終えて

やっと、ちょっぴり落ち着いた気持ちになったので、中学受験のことを。

最終的に、息子は、第一希望の公立中高一貫校に進学できることになりました。

「最終的に」というのは、1次試験も2次試験も繰り上げ合格だったからです。発表後、落ち込み、1週間くらいたって、すっかり次に向かう気持ちになった頃に合格を手にした2回の受験でした。

今後、受験をするご家庭の親御さんに伝えたいことは、「勇者たちの中学受験」「きみの鐘が鳴る」「翼の翼」漫画「2月の勝者」のいずれかを読んでおいた方がいいということです。特にオススメは、「勇者たちの中学受験」です。

読んで、子どもが落ちたときの親の気持ちや受験に向かう家庭の姿を疑似体験しておく方がいいと思います。

受験って、厳しい。合格発表の時に子どもの番号がないと、ほんとに凹みます。なんとなく、「これだけ頑張ってたんだから、受かるんじゃない?」なんて思って、落ちる心の準備ってできていません。

でも、実際に番号がないのを目の当たりにして、「あぁ、本の中の人が言ってる気持ちって、こんな感じだったのか。」
と、自分を客観視することができました。

合格体験記で、合格した人の気持ちはよく目にしていましたが、不合格の人の気持ちっていうのは、あまり目にしません。だからこそ、本などで読んでおくことが大事な気がします。

何事もなく受かってしまえば、必要のないものですけどね。

うちは、長男が落ちる経験をしたことは、しんどかったけれど、甘いもんじゃないって分かって良かったです。

たまたま私が関わった子が2人とも1次試験を通過していたので、このまま長男も通過していれば、次男にとって、1次は簡単に通過できるもの、と、思いそうだからです。(私も甘く見そう。)

「できる限りの準備をする」ということも改めて思いました。

そういう意味で、1次の繰り上げ合格は、本当に意味のあるものでした。1次試験に落ちてから、長男、ほんとに勉強を頑張っていました。面接の練習もいっぱいやりました。2次試験に落ちた後は、もっと「受験生」になっていました。お弁当を持って図書館で丸1日勉強する経験もしました。

結果的に、勉強が必要な学校の受験はしなかったけれど、良い経験になったと思います。

中学受験に関しては、やって良かったなぁと思います。最後までやりきった長男を誇りに思います。
ですが、彼にとってはここがスタートでもあるので、楽しい中学校生活を送ってくれることを願います。

とびっきりの経験をさせてくれた長男に感謝。

以上で報告を終わります。
読んでくださりありがとうございました😊

No.158

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