10月18日(月)早朝。家の片付け

父を自宅で看取った前後1ヶ月の記録。

この時間帯が、一番ゆっくりブログに取りかかれることが分かってきた。

昨日は、「だいぶ、仕事が終わってきた。」と、ほっとしてるように見えた母が、カードの解約や保険の請求など、新たな仕事が出てきてまた、あたふたしていた1日だった。

昨日したことと言えば、般若心経の意味調べと、宗教ごとの唱える言葉調べ。南無阿彌陀仏、南無妙法蓮華経、南無大師遍照金剛と、唱える言葉は色々あるけれど、それがどこの宗教なのか、と。

今まで、全く興味がなかったけれど、四十九日までの間、しょっちゅうお経をあげてると、興味が沸いてくる。

昨日は、日曜日だったので、できる仕事は限られていたため、今までの日よりは、ゆっくりした。

妹が今日帰るので、夕食はココスへ。葬儀の日に子ども達に遠慮して食べられなかったカリカリポテトを3人で食べた。母は、念願の包み焼きハンバーグを。

父は、外食と言えば「餃子の王将」という人だったので、母にとってココスは新鮮で楽しかったらしい。

昨日、妹が、ウェブサイトで、死後の手続きについて分かりやすいものを調べて、書き出してくれた。今日からは、それを元にコツコツと、終わらせていくつもり。

父が物を捨てられない人だったので、使わないけれど放置していた大きなソファや机などの大型ゴミや、まだ使えると言って30年買い換えしていなかった冷蔵庫など、一新することで、母の新たな暮らしが豊かなものになるといいな。

母と家の片づけの話をしていると、後に残ったのが母で本当に良かったと思う。父だったら放ったらかしだったと思うし、片づけるの、完全に自分達の仕事になってしまって、それはそれは大変だったと思うもの…。

物置きの中も、使わないけれど、捨てられなかった父の物がいっぱい…😅

新しい物を買ったら古い物は捨てるということって、なかなか難しいんだなぁと思う。

古民家も、物が入ってるから貸せないって言う家がたくさんあると聞くしね。

父が急に悪くなって亡くなってしまったけれど、母がまだ元気で、片づける力や動く元気がある間だったので、良かったなぁと。

母も、思い残すことが減ると思うし。

父が母のために残した時間のようにも思えてくるな。(大変だけど。)

では、今日も父が、修行をがんばってもらえるように般若心経を唱えよう。


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