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受検を終えて

昨日、息子の中学受検でした。

親の気持ちは、親の立場の時にしか経験できないので、この気持ちを味わわせてくれている息子に感謝の気持ちでいっぱいです。

最後の1ヶ月は、ほんとに、まあ、気を遣いました。

とりあえず、体調管理に。

今は、コロナもあるので、ほんとに気を遣います。

そして、最後の追い込みも頑張りました。
体調管理もうまくいき、無事、送り届けることができました。
ものすごく緊張してましたが、それは、まあ、どうしようもないですし。

一旦会場からホテルに戻り、改めて迎えに行った時に、午前中の試験問題が壁に貼られていて、それをチラッと見に行ったら、過去4年連続で出ていた作文問題がなかったという‥。
おまけに横書きの作文になっていました。

あれだけは出るだろう、と、毎日毎日練習したのに、出なかったのね、と、ガックリきました。

そして、他の問題もしておいて良かったと改めて思いました。

息子曰く、問題自体は、昨年よりは難しくなかったそうです。

昨年はほんとに難しかったので、それよりはましだったらしいです。難しいことは難しかったそうです。

壁の問題は、写真は撮ったらダメだったので、写している保護者さんなのか塾の人なのかがたくさんおられました。速報するのかな。

私はそこに群がる気力はなかったので、座って待っていました。

早く申し込みしたので、面接のグループが一番で、早く帰ってこれました。面接の質問は今まで2つだったのに、3つあったそうです。

ま、毎年違って対策の立てようがないなぁ、と、改めて思いました。読解力がものをいう世界です。その子のポテンシャルを上げていくってとこですかね。

会場から出てきた時は、
「できんかった、もうあかん。」
と、涙も出ていた息子でしたが、よくよく話を聞くと、お腹が痛くなってテスト中に抜け出したわけでもなく、解いていた問題が方向性が違ってテンパったわけでもなく、面接で固まってしまって何も答えなかったわけでもなかったので、やれることはしてきたということが分かりました。

「やれることしてこれたんならいいやん。」
と、伝えました。

それでダメならまあ、仕方ないですよね。

入試は、英検と違って、他者と比べてどうか、なので、どうしようもないですからね。

小学6年生という年齢で、あの場所で同じ学年の子ども達と戦ってきただけで、すごいなぁと思います。今年は受検番号を見たところ6倍くらいです。

私、倍率結構すごい戦いをしたのって、教員採用試験のみです。もう大人の年齢です。それを小学生の時にしているんだもの、ほんと、すごいなぁと思います。

帰ってきて、ダルダルの次男に、
「ほんま、会場はすごかったで、あんたも受ける気なんだったら、マジで勉強しとかんと、あの場にのまれるで。会場で自分を支えられるのは自分だけやで。」
と、伝えました。次男に響いたのかどうかは謎ですが、そこは彼の問題です。

帰ってきてジャンプを読んでリラックスしていた長男。今日からまた、もうひとつ受検予定の学校に向けた準備。

まだまだ大変ですが、親の気持ちを充分に味わいたいです。

写真は、息子の先輩からの差し入れ。メッセージつきが嬉しかったです。試験の休み時間に少し食べたって言っていました。ありがとね。

No.152



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