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#26 そら豆ペペロン 手で食べるって幸せです

これはおいしかったです。本当においしかった!

そら豆大好きです。生のものは春の1~2か月くらいしか売ってないところもまたいいです。そのわがままな感じ、とても好きです。

「僕は、冷凍されている枝豆とは違うんです。ニンジンやジャガイモやキャベツやもやしなどとも違うんです。生のそら豆は今しか売ってないんです。」っていうその強気の生き方。大衆に媚びない感じ。体制に常に歯向かっていく感じ。それでいて、お酒のみの心をがっつりつかむそのカリスマ。心から憧れます。

いつもは、塩ゆでにします。そら豆はゆで加減が命で、ゆで時間によってぜんぜん別の食べ物になってしまったりするので、慎重に茹でる必要があるのです。ただ、今日はちょっと趣向を変えて、ペペロンにしてみました。かわいい響きです。ペペロン。イタリア語ってかわいらしくて魅力的です。ペペロンもチーノも。

【簡単な作り方】
①そら豆のお尻(黒いところ)じゃないほうに、包丁で1センチくらい切れ目を入れます。
②油を入れて熱したフライパンにそら豆を並べていい焼き目が付くまで1~2分焼きます。
③ひとつづつひっくり返して、ちょっと焼いたら、お水大さじ1くらいいれて蓋をして2分くらい蒸します。皮が縮んで、切れ目のところから豆が顔を出してきます。
④にんにくのチューブと千切りの唐辛子をいれて炒め、香りがたったら出来上がりです。


そら豆を切るところ Youtube 「榎本美沙の季節料理」から

これはお箸でたべるのではなく、手でお豆をつかんで皮ごと口に運び、手で皮から中身を押し出すように食べます。メインの味は皮についているので、皮についた味を楽しみながら、手で一つ一つ優しく食べていきます。ご想像のとおり手がべたべたになるので、清潔なおしぼり必須です。

お箸やフォークで何かを食べるのおいしいですが、手で食べるのはまた格別です。豆の皮の固さを手で感じて「あ、こいつはこんなかんじなのか」っておもって、口に入れます。それから皮から中身がでてくると、口の中が「へーー中身はそういうかんじ。」って感覚が味わえます。

何言ってるかわからないかもしれませんが、えーと、食感を楽しむ部位が、口の中だけじゃなくて、手の指にも広がるので、とっても楽しいのです!

参考レシピ

また来年あいましょう、そら豆!

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